店に客が入るきっかけのひとつとして、看板が挙げられます。
看板のデザインに目を引かれ、行きつけの店ができたという方もいるのではないでしょうか?
看板は、入店などの行動を促す上で欠かせない物です。
1枚の看板から多くの情報を伝えることができます。
今回は、看板のデザインを考える時のポイントをいくつか紹介します。
看板のデザインが集客を左右する
看板は店の顔と言える部分。
看板のデザインひとつで集客を大きく左右します。
気になる店があっても看板が無くて一体何の店か分からず、不安に感じた方もいるのではないでしょうか?
広告やSNSの運用も大切ですが、看板で多くの人を引き留めることも集客を上げる上で重要になってきます。
集客が伸び悩んでいる場合、看板のデザインを見直すのも選択肢のひとつです。
看板のデザインを考える際のポイント
看板のデザインを考える際、ポイントがいくつか存在します。
如何にポイントを押さえるかによって、出来栄えが変わってきます。
ただ単に目立たせれば良い・情報をたくさん載せれば良いというわけではありません。
看板のデザインを考える上でポイントとして、以下のものが挙げられます。
・文字のフォントとサイズ
・写真またはイラスト
・配色
・キャッチコピー
・サイズ
・素材
これから看板を新たに作ろうと考えている方のために各ポイントについて解説します。
気になる方は一度参考にして頂きたいです。
1.文字のフォントとサイズ
看板に記載する文字のフォントやサイズにより、印象が大きく変わってきます。
ゴシック体や明朝体など、さまざまなフォントが存在します。
店の雰囲気に合わせ、フォントを選ぶことが大切です。
また、文字のサイズも意識する必要があります。
文字が小さ過ぎると、どのような店なのか相手に伝わらない可能性も。
遠くから見ても、店の存在に気付けるかどうかが集客を上げるポイントです。
記載する情報量によってもデザインが左右されるため、事前にどのような情報を伝えたいかハッキリさせましょう。
2.写真またはイラスト
写真を使うかイラストを使うかも看板のデザインを考える上で重要です。
どちらを使うにしても、一体どのような店なのか分かるようにしてください。
近くを通りかかった人に自分の店がどこにあるかを覚えていただけるかどうかで集客や利益が変わってきます。
写真を使う際は、ピントが合っているかどうかはもちろん、どの商品を売り出したいかなども意識する必要があります。
イラストを載せる際、何のイラストを載せるかだけでなく、イラストレーターに依頼するかどうかも一度検討したいところ。
人によってはイラストのセンスに自信がない方もいるのではないでしょうか?
イラストレーターによって依頼料が変わってきます。
3.配色
看板のデザインを考える上でどのような色を使うかも意識する必要があります。
配色ひとつで看板のデザインに違いが出ます。
明るさと鮮やかさだけでなく、どの色を組み合わせるかが重要です。
色の組み合わせひとつで印象が大きく変わってきます。
ちなみに、配色によっては相手にマイナスの印象を与えてしまう場合もあるので、相手が看板を目にした時どのように感じるかも意識したいところ。
理想の看板のデザインを考えるためにも、いろいろな色の組み合わせを試し、納得のいく配色を見つけましょう。
4.キャッチコピー
皆さんの店や会社のキャッチコピーは、一体何でしょうか?
看板にキャッチコピーを載せることも集客を増やす上で重要です。
分かりやすく、シンプルにするのがポイント。
また、他の店と一体何が違うのかも求められます。
実績や商品のクオリティなど、店によってさまざまです。
キャッチコピーを考える際、他の店が一体どのようなキャッチコピーを使っているかもチェックしたいところ。
その際、ただ真似るのではなく、考え方を参考にすることが大切です。
5.サイズ
看板のサイズもデザインに関わってきます。
記載できる情報量はもちろん、載せられる写真やイラストの数が変わってくるからです。
限られたサイズの中でいかに目を引くデザインを考えるかが重要。
その際、写真やイラストの解像度によってクオリティが大きく左右されます。
6.素材
看板に用いる素材によってデザインが大きく変わってきます。
プラスチックや木材など、素材の種類は多岐に渡ります。
いろいろな素材をチェックし、納得のいく素材を選びましょう。
どのようなコンセプトの店を目指すかによって、選択肢を絞ることが可能です。
耐久性が素材によって異なるため、メンテナンスがしやすいかどうかも素材選びを行う上でポイントになります。
看板の種類を知っておくのもデザインを考える上で重要
看板のデザインを考える上で一体どのようなタイプの看板があるかも知っておきたいところ。
看板の種類は多岐に渡り、どれを使うかで集客が変わってきます。
また、場所によっては、特定の看板しか使えない可能性も十分考えられます。
ここでは、どのようなタイプの看板があるのかいくつか紹介するので、これから看板のデザインについて考える方は一度参考にしていただきたいです。
1.パラペット看板
パラペット看板は店の入り口上部に掲げる看板のこと。
店の名前はもちろん、雰囲気などを伝えるために用いられます。
近くを通りかかった人に店の名前を覚えていただくようパラペット看板のデザインを行いましょう。
2.壁面看板
壁面看板は、壁面に設置する看板を指します。
看板によっては、照明で目立たせている場合もあります。
大きめの看板を使いたい・アピールしたい商品の写真を大きく載せたいと感じている方は、壁面看板のデザインを一度考えてはいかがでしょうか?
3.突き出し看板
突き出し看板は、建物に対して垂直に突き出している看板のこと。
サイズや素材などは、さまざまです。
繁華街などを歩いていると、多くの突き出し看板を目にするのではないでしょうか?
デザインはもちろん、装飾でいかに目立たせるかが重要になってきます。
4.スタンド看板
スタンド看板は、店頭や路上に設置する自立型の看板を指します。
営業に関するお知らせやおすすめの商品など、いろいろな情報を伝えることができるのが特徴的。
街を歩いていると、多くのスタンド看板が設置されています。
ポスターを挟んだり、魅力的なイラストを描かれていたりと多種多様です。
素材によっても印象が大きく変わってきます。
また、スタンド看板によっては、電飾が用いられていることも。
電飾が用いられているスタンド看板は夜の時間帯に目が付きやすいです。
昼間と夜間のどちらの集客を伸ばしたいかによって、電飾が用いられているスタンド看板を使うかどうかも検討したいところ。
5.チャンネル文字
チャンネル文字は、ステンレスの板に加工を施して立体感を出した文字です。
壁面に負担をかけたくないと感じている方は、チャンネル文字のデザインを考えてはいかがでしょうか?
サイズはもちろん、文字のフォントや店のマークを考える必要があります。
どのような印象を与えたいかによって、チャンネル文字の出来栄えが変わってきます。
看板のデザインだけでなく記載する情報も大切
看板のデザインを考える際、どのような情報を載せたいかハッキリさせることが大切です。
1枚の看板に伝えられる情報が限られています。
必要最低限の情報を伝え、集客につなげましょう。
1.サービスの内容
店では、一体どのようなサービスを提供しているかを記載し、店に興味を持たせられるかどうかが重要になってきます。
サービスの内容を記載することで一体どのような店なのかを伝えましょう。
2.営業時間
看板に営業時間を記載することでどの時間帯に営業しているかを伝えることも大切です。
平日と土日祝で営業時間が違うのか、定休日は一体いつかは最低限記載しておきたいところ。
3.連絡先
看板に連絡先を載せ、集客につなげましょう。
また、QRコードを載せて、ホームページに誘導するのも集客を増やすためのポイントです。
まとめ
どのような看板のデザインにするかで集客が大きく左右されます。
どのような文字を使うかはもちろん、使う写真やイラスト、伝えたい情報、素材など、考えないといけないことが多いです。
もし、看板のデザインが中々思い浮かばないと感じている方は、業者に一度相談してみてはいかがでしょうか?
思いもよらないアドバイスを頂けるかもしれません。
魅力的な看板のデザインを考え、集客を上げましょう。
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