ウチノ看板株式会社

看板の勘定科目の注意点!勘定科目は用途で変わる

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看板の製作は企業や店舗に欠かせません。ですが、看板の勘定科目をどのように計上したら良いか、悩まれる方が多数います。

本記事では、初めて看板製作を依頼する方向けに、看板の勘定科目の解説をしていきます。

看板と勘定科目

看板の勘定科目についてですが、看板の勘定科目は一定ではありません。その理由について、下記で解説していきます。

看板の勘定科目が一定ではない理由

看板の勘定科目が一定でない理由をまとめました。
・設置場所によって扱いが変わる
・費用によって計上理由が変わる

看板を建物に固定するタイプでは、看板も建物の一部とみなされます。なので、看板の費用は「建物付属設備」と計上してください。一方の屋外看板は、建物とはみなされません。埋め込み型の自立看板は、「構築物」として計上してください。

また、費用に関してですが、「10万円」を超えるか否かで計上方法が異なります。10万円以下の簡易的な看板は、「消耗品」として計上できます。それ以外の10万円を超えた看板は、「器具及び備品」として計上してください。10万円を超える看板は、全て減価償却が必要です。

上記を一覧にまとめました。

・建物付属設備 / 建物に固定した看板
・構築物 / 埋め込み型の自立看板
・器具及び備品 / 10万円を超える立て看板など
・消耗品 / 10万円以下の簡易的な看板

看板の減価償却については、下記で詳しく解説していきます。

看板と減価償却

減価償却は、費用を一括で計上するのではなく、耐用年数で分割して計上する方法です。支払いが一括だったとしても、分割で計上することで帳簿上の大幅な赤字を防げます。看板の耐用年数は、任意ではなく計上する科目によって国に決められています。

以下、科目別の耐用年数をまとめました。

・構築物 / 金属製20年 / その他10年
・建物設備費 / 金属製18年、その他10年
・器具及び備品 / 2-10年

耐用年数は看板の寿命とは関係ありません。途中で壊れてしまっても、決められた耐用年数での計上は続きます。

器具及び備品での計上時の注意点

器具及び備品で計上する看板には、様々な種類が含まれます。耐用年数ごとの看板の種類を一覧にまとめました。
・10年 / 金属製の看板
・5年 / その他の看板
・3年 / 立て看板、電飾立て看板、ネオンサイン、気球
・2年/ 模型、マネキン

器具及び備品での経費計上の際は、上記を踏まえて減価償却してください。分からない場合は、依頼する看板制作会社に耐用年数を聞いてみると詳しく教えてくれると思います。

看板のその他の勘定科目

看板の中には、上記以外での勘定科目で計上できる物があります。その他の勘定科目をまとめました。

・広告宣伝費
・外注費
・修繕費

それぞれの勘定科目について、下記で詳しく解説します。

広告宣伝費

広告宣伝費に含まれる看板には、以下のような物があります。

・パネル
・ポスター
・垂れ幕

上記は長期的な看板ではなく広告のための費用として計上することができます。上記の中でも、10万円を下回る物は消耗品として計上することも可能です。

外注費

看板製作を他社に委託する場合は、外注費の対象となります。外注費の計上条件としては、雇用形態や業務指揮関係がないことが前提です。さらに、請求書と領収書の発行も外注費での計上条件に該当します。

修繕費

看板は時が経つにつれて劣化します。この劣化した看板の修理費用は、修繕費として計上してください。条件としては、修理なので元の状態に手を加えないこと。新たなシートを貼りつけたり電飾を付けたりしてしまうと、「資本的支出」扱いになってしまい、新たに減価償却が必要になります。

看板の耐用年数の例

看板によって耐用年数が変わることは上記で説明しました。ここでは、実際に看板の種類ごとの耐用年数をまとめました。

突き出し看板

突き出し看板は、名前の通り建物の外壁から突き出した看板です。ビルや飲食店でよく使われています。突き出し看板は、建物の外壁に付いているので建物付属設備として計上してください。

耐用年数 / 金属製18年、その他10年

野立看板

野立看板は、地面に埋め込んだ自立型の看板です。道路脇の自立した看板や、会社の前に立てられた案内看板が野立看板になります。自立しているので、構築物として計上してください。

耐用年数 / 金属製20年、その他10年

立て看板

飲食店でよく見かけるのが、この立て看板です。折りたたみ式のA型看板や電飾看板も、この立て看板に含まれます。立て看板には木製と金属製がありますが、材質によって耐用年数が変わります。

耐用年数 / 金属製10年、木製3年

看板の耐久年数を上げる方法

看板は企業や店舗の顔です。その看板が劣化してしまうと、お客様からの印象も悪くなってしまいます。そこで、看板の耐久年数を上げる方法を解説していきます。

立て看板に重りを設置する

立て看板に多いのが、強風時の転倒です。強風の時はなるべく建物内に入れた方が安全ですが、業種によっては外に置いておかざるを得ないでしょう。そんな時は、立て看板に重りを設置してみてください。重量を増やすことで安定感が増し、転倒や飛ばされる危険が少なくなります。

また、ロープなどで固定するのも有効です。

ポスター看板にはラミネートを付ける

屋外のポスター看板は、必ずラミネート加工を行ってください。ラミネート加工をしていないと、水濡れで中のポスターが劣化してしまいます。ポスターは、一度濡れてしまうとダメージが残ってしまいます。なので、ポスター看板では、屋外でも濡れないような加工が必要です。

まとめ

看板の勘定科目は、作る看板の種類によって変わります。建物に付いているタイプは「建物付属設備」、埋め込み型の自立看板は「構築物」、10万円を超えるその他の看板は「器具及び備品」、10万円以下のその他の看板は「消耗品」として計上してください。

それぞれの看板の耐用年数は、以下の通りです。
・構築物 / 金属製20年 / その他10年
・建物設備費 / 金属製18年、その他10年
・器具及び備品 / 2-10年

看板を作る際は、上記を参考にしてください。

デザイン変更や面板変更、修理に関する質問・
お見積り・お問い合わせはこちら

看板の勘定科目の注意点!勘定科目は用途で変わる

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看板の製作は企業や店舗に欠かせません。ですが、看板の勘定科目をどのように計上したら良いか、悩まれる方が多数います。

本記事では、初めて看板製作を依頼する方向けに、看板の勘定科目の解説をしていきます。

看板と勘定科目

看板の勘定科目についてですが、看板の勘定科目は一定ではありません。その理由について、下記で解説していきます。

看板の勘定科目が一定ではない理由

看板の勘定科目が一定でない理由をまとめました。
・設置場所によって扱いが変わる
・費用によって計上理由が変わる

看板を建物に固定するタイプでは、看板も建物の一部とみなされます。なので、看板の費用は「建物付属設備」と計上してください。一方の屋外看板は、建物とはみなされません。埋め込み型の自立看板は、「構築物」として計上してください。

また、費用に関してですが、「10万円」を超えるか否かで計上方法が異なります。10万円以下の簡易的な看板は、「消耗品」として計上できます。それ以外の10万円を超えた看板は、「器具及び備品」として計上してください。10万円を超える看板は、全て減価償却が必要です。

上記を一覧にまとめました。

・建物付属設備 / 建物に固定した看板
・構築物 / 埋め込み型の自立看板
・器具及び備品 / 10万円を超える立て看板など
・消耗品 / 10万円以下の簡易的な看板

看板の減価償却については、下記で詳しく解説していきます。

看板と減価償却

減価償却は、費用を一括で計上するのではなく、耐用年数で分割して計上する方法です。支払いが一括だったとしても、分割で計上することで帳簿上の大幅な赤字を防げます。看板の耐用年数は、任意ではなく計上する科目によって国に決められています。

以下、科目別の耐用年数をまとめました。

・構築物 / 金属製20年 / その他10年
・建物設備費 / 金属製18年、その他10年
・器具及び備品 / 2-10年

耐用年数は看板の寿命とは関係ありません。途中で壊れてしまっても、決められた耐用年数での計上は続きます。

器具及び備品での計上時の注意点

器具及び備品で計上する看板には、様々な種類が含まれます。耐用年数ごとの看板の種類を一覧にまとめました。
・10年 / 金属製の看板
・5年 / その他の看板
・3年 / 立て看板、電飾立て看板、ネオンサイン、気球
・2年/ 模型、マネキン

器具及び備品での経費計上の際は、上記を踏まえて減価償却してください。分からない場合は、依頼する看板制作会社に耐用年数を聞いてみると詳しく教えてくれると思います。

看板のその他の勘定科目

看板の中には、上記以外での勘定科目で計上できる物があります。その他の勘定科目をまとめました。

・広告宣伝費
・外注費
・修繕費

それぞれの勘定科目について、下記で詳しく解説します。

広告宣伝費

広告宣伝費に含まれる看板には、以下のような物があります。

・パネル
・ポスター
・垂れ幕

上記は長期的な看板ではなく広告のための費用として計上することができます。上記の中でも、10万円を下回る物は消耗品として計上することも可能です。

外注費

看板製作を他社に委託する場合は、外注費の対象となります。外注費の計上条件としては、雇用形態や業務指揮関係がないことが前提です。さらに、請求書と領収書の発行も外注費での計上条件に該当します。

修繕費

看板は時が経つにつれて劣化します。この劣化した看板の修理費用は、修繕費として計上してください。条件としては、修理なので元の状態に手を加えないこと。新たなシートを貼りつけたり電飾を付けたりしてしまうと、「資本的支出」扱いになってしまい、新たに減価償却が必要になります。

看板の耐用年数の例

看板によって耐用年数が変わることは上記で説明しました。ここでは、実際に看板の種類ごとの耐用年数をまとめました。

突き出し看板

突き出し看板は、名前の通り建物の外壁から突き出した看板です。ビルや飲食店でよく使われています。突き出し看板は、建物の外壁に付いているので建物付属設備として計上してください。

耐用年数 / 金属製18年、その他10年

野立看板

野立看板は、地面に埋め込んだ自立型の看板です。道路脇の自立した看板や、会社の前に立てられた案内看板が野立看板になります。自立しているので、構築物として計上してください。

耐用年数 / 金属製20年、その他10年

立て看板

飲食店でよく見かけるのが、この立て看板です。折りたたみ式のA型看板や電飾看板も、この立て看板に含まれます。立て看板には木製と金属製がありますが、材質によって耐用年数が変わります。

耐用年数 / 金属製10年、木製3年

看板の耐久年数を上げる方法

看板は企業や店舗の顔です。その看板が劣化してしまうと、お客様からの印象も悪くなってしまいます。そこで、看板の耐久年数を上げる方法を解説していきます。

立て看板に重りを設置する

立て看板に多いのが、強風時の転倒です。強風の時はなるべく建物内に入れた方が安全ですが、業種によっては外に置いておかざるを得ないでしょう。そんな時は、立て看板に重りを設置してみてください。重量を増やすことで安定感が増し、転倒や飛ばされる危険が少なくなります。

また、ロープなどで固定するのも有効です。

ポスター看板にはラミネートを付ける

屋外のポスター看板は、必ずラミネート加工を行ってください。ラミネート加工をしていないと、水濡れで中のポスターが劣化してしまいます。ポスターは、一度濡れてしまうとダメージが残ってしまいます。なので、ポスター看板では、屋外でも濡れないような加工が必要です。

まとめ

看板の勘定科目は、作る看板の種類によって変わります。建物に付いているタイプは「建物付属設備」、埋め込み型の自立看板は「構築物」、10万円を超えるその他の看板は「器具及び備品」、10万円以下のその他の看板は「消耗品」として計上してください。

それぞれの看板の耐用年数は、以下の通りです。
・構築物 / 金属製20年 / その他10年
・建物設備費 / 金属製18年、その他10年
・器具及び備品 / 2-10年

看板を作る際は、上記を参考にしてください。

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