インターネットが普及してきた今でも、看板は集客に対して絶大な効果があります。
しかし、いざ看板を設置しようとしても種類も豊富で、価格帯もバラバラなことから、看板選びに迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、そういった疑問を解消するために看板の価格や種類をご紹介していきます。
1. 実はたくさんある!?看板の種類
看板の種類は「壁面看板・ファサード看板」
「突き出し看板・袖看看板」「立て看板・スタンド看板」「自立看板・ポール看板」「野立て看板」などがあります。
種類別用途やおおよその価格帯を見ながら比較していきましょう。
1-1 【壁面看板・ファサード看板】価格:10万~
壁面看板やファサード看板は建物の壁面につける看板です。
その建物の雰囲気やコンセプト、イメージを分かりやすく伝えるために最適な看板となります。
建物の正面や出入り口付近に設置することからお店の顔といわれています。
壁面に取り付けるため、サイズもお好みで選ぶことができ、有効的な位置に設置することが可能です。
1-2.【突き出し看板・袖看看板】価格:10万~
突き出し看板や袖看看板は店舗の壁面から前面道路向かって突き出している看板です。
比較的高い場所に設置するので、遠くの歩行者に認識させることができます。
ビル内に構えている店舗であれば唯一の目印として活躍してくれます。
突き出し看板・袖看看板の種類と特徴
素材はアルミ・スチール・ステンレスが主に使用されます。
1-3.【立て看板・スタンド看板】価格:1,5万円~
立て看板やスタンド看板は店舗前に設置する看板です。
大きいものから小さいものまで様々で敷地内のスペースに合わせてサイズを選ぶことができます。
小さく軽量で持ち運びやすいことからショッピングモール等の展示会でも使用される機会が多くあります。
立て看板・スタンド看板は面板を取り替えることでイベント毎、季節ごとに合わせた広告を掲載でき、看板の中でもっとも利便性に優れています。
日替わりメニューを提供している飲食店等では非常に使い勝手がいい看板になるでしょう。
1-4.【自立看板・ポール看板】価格:20万~
自立看板やポール看板は店舗の敷地内に設置する看板です。
一般企業をはじめクリニックやディーラー、携帯ショップやファミレス等で多く使用されていて、こちらも壁面看板と同様にお店の顔、シンボルとして親しみをもたれる看板です。
駐車場の入り口前に設置されることが一般的で、店舗手前の視認性に特化した看板といえるでしょう。
1-5.【野立て看板】価格:35万~
野立て看板は駐車場や路地、田畑などに設置されている看板です。
企業のPR目的や少し離れた先の店舗に案内、誘導することに特化した看板です。
PR目的であれば、私生活や通勤で日常的に道路を使用する地域の方に、長時間認識させることができます。
店舗への案内や誘導目的では初めてその道路を利用する方に数キロ先にどんな店舗があるのか、あらかじめ告知することで集客力効果につながるでしょう。
2.高い看板は数百万円!?看板の価格はいくら?
看板の価格は安いもので15万円前後、高いものになると数百万円するものまで様々です。
看板を設置するための初期費用は主にデザイン費・製作費・取付け施工費になります。
それぞれどのくらい費用がかかるのかご紹介したいと思います。
2-1.看板の制作費はどれくらい? 1万~
看板の価格に最も影響するのが素材とサイズです。
サイズが大きいものだと看板にかかる材料や製作時間も増えるため価格が高くなります。
次に素材による価格の違いです。
スチールを使用するかステンレスを使用するか素材によって価格が変わります。
分かりやすく説明すると耐久性が高いか低いかになります。
ステンレスのほうが腐食や塩害に強く、素材自体スチールと比べ約5倍~6倍の価格となります。
2-2.デザイン費はどれくらいかかる?
デザイン費はクオリティとデザイン性で価格が変動します。
シンプルなものほど安くなりオリジナリティのあるものや写真や文字の情報量が多いものは高くなります。
またデザイン性を重視する場合は専門技術をもったプロのデザイナーに頼まなくてはいけなくなるためデザイン費は跳ね上がります。
デザイン費を安く済ませる方法として看板の無料テンプレートもあるので活用するのも一つの手です。
こだわりの看板を作りたいのならあらかじめご自身でイメージを伝えると価格を安く抑えることができます。
2-3.取り付け施工費はどれくらいかかる?
取り付け施工費は条件によって価格が大きく変わります。
作業人員、作業にかかる日数が増えれば当然価格も高くなります。
高所での作業となれば作業者やクレーン車が必要になりますし、車の通りが多い場所での取り付けなら、警察の道路使用許可、交通誘導員も必要です。
取り付け施工にかかる費用は時価になることが一般的です。
請け負う業者によって価格帯が変わってくるため、しっかりヒアリングをして費用を抑えるようにしましょう。
2-4.諸経費はどれくらい?
制作費、デザイン費、取付施工費のほかに諸経費がかかります。
例えば運搬交通費、副資材費、電気工事費があります。
運搬交通費は看板を現地まで運ぶための費用となります。
乗用車に積むことができる程度の大きさであれば費用が発生することはないでしょう。
しかし大型トラックやクレーン付トラックが必要となる大きさのものは運搬交通費がかかります。
副資材費は取り付けるための金物やボルトネジ、コーティング剤にかかる費用です。
看板を固定するために必須となりますので副資材を多く使用するものは価格が高くなります。
電気工事費はスポットライトで照射するタイプ、蛍光灯やLEDの内照式のタイプの電気を必要とする看板の電源にかかる配線費用です。
配線の長さや埋設が必要か、高所作業が必要かで価格が変動します。
2-5.看板のメンテナンスにかかる費用
看板は設置してからも継続して費用がかかります。
年数が経つにつれて電球の破損や色落ちが目立つようになりメンテナンスが必要となります。
特に高所作業を必要とする看板はメンテナンス代だけで高額になってしまいます。
看板を全交換となると撤去費や処分費がかかり設置した当初以上に費用が発生してしまうこともあるでしょう。
そんな不安を少しでもなくすためにオススメなのは耐久性の高い素材を選ぶことです。
初期費用は多少かかってしまいますが、看板本体はステンレス、フィルムや塗料も耐候年数が高い物で製作すると、サビや腐食も少なく、その後のメンテナンス費用がかからない場合もあります。
電気を必要とする内照式タイプの看板も同様です。
蛍光灯であれば定期的な電球交換が必要となりメンテナンス費用が多くかかってしまうでしょう。
LEDにすることで長期的な目線でみると安く抑えることができます。
劣化や破損した看板では集客効果だけでなく店舗のイメージも半減してしまいます。
常に美観を維持し続けるために耐久性の高い看板を選ぶようにしましょう。
3.まとめ
照明の有無や施工費・サイズやデザインで価格に大きな違いがあります。
看板は基本的に時価で販売されることが多く業者によってかかる費用に違いがあります。
少しでも費用を抑えるために複数の業者にアポイントをとることをオススメします。
お店のイメージアップや集客力をあげるためのツールとして上手に活用してください。
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