ウチノ看板株式会社

金属製のプレート看板を作るには?種類や特徴、製作の手順について解説

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看板には様々な種類がありますが、金属製のプレート看板は店舗や企業、工場の看板として用いられることが多いです。
金属製になることで素材の重厚感と存在感が引き立ち、名前のアピールにもつながります。

そこで今回は、金属製プレート看板の特徴について解説しつつ、製作の手順もご紹介していきます。
金属製のプレート看板を取り入れたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

そもそもプレート看板とは?

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金属製のプレート看板について解説する前に、そもそもプレート看板がどういったものか理解しておく必要があります。
プレート看板とは、板状のプレートにデザインが印刷された看板です。
屋外に設置されることが多く、店舗や施設の壁面、駐車場、フェンスなどあらゆる場所で用いられています。

プレート看板の四隅には取付用の穴が開いているため、簡単に設置することも可能です。
フルカラー印刷が可能であり、文字以外にもイラストや写真などを印刷してデザインできます。
案内や誘導用に利用されることはもちろん、広告や店舗看板などにも利用されているため、プレート看板は様々な目的で導入できる便利な看板と言えるでしょう。

プレート看板に使われる素材には、アルミ複合板が使用されるケースが多いです。
アルミ複合板とは、アルミの間に合成樹脂が挟まれた素材で、プレート看板だけでなくその他の屋外看板にもよく用いられている素材です。

金属製プレート看板の種類と特徴

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プレート看板でよく使われているアルミ複合板も金属製にあたりますが、それ以外にもステンレス板を使ったプレート看板も存在します。
ここではそれぞれの特徴について解説していきましょう。

アルミ複合板の特徴

アルミ複合板は上記でもご紹介したように、合成樹脂(発泡材)をアルミで挟んだ素材を言います。
アルミは表面だけで、中身は合成樹脂を用いているため、一般的な金属板やステンレス板に比べて軽量です。

一般的な規格サイズだと、910mm×1,820mmの3mm厚だと約3.6kgになっています。
ステンレス板だと1,000mm×1,000mmの1mm厚で約7.8kgにもなるため、かなり軽量であることがわかります。

また、他の板材に比べて加工性に優れている点もアルミ複合板の強みです。
アルミ複合板はステンレス板などと比べて素材が柔らかく、切断するだけならカッターでもできます。

さらに、耐候性が高い点も魅力になっています。
屋外で使用するとなると、常に紫外線や雨などにさらされ続けるため、劣化も進行しやすいです。
しかし、中に挟んだ合成樹脂(発泡材)は防錆・変色防止などの効果が期待できるため、常に屋外でさらされ続ける看板にピッタリな素材と言えます。

ステンレス板の特徴

ステンレスは鉄が主成分で、さらにクロムが含まれている合金鋼になります。
英語の「Stainless Steel」は日本語に直訳すると「さびにくい鋼」を意味しており、その名前のとおり耐食性に優れています。

絶対に錆びないというわけではないものの、屋外での使用に適した看板素材です。
耐食性の他にも、耐熱性や強度の高さ、加工性などにも優れています。

メンテナンスを行う場合は鉄粉を含んだホコリを取り払うことが大切です。
万が一錆びが付着していた場合でも、微量のクレンザーを使って拭き取ることで、簡単に錆びを落とせます。

ステンレス特有の重厚感から、企業の看板やマンション銘板、機械銘板、寄付者銘板などあらゆる銘板に使われるケースが多いです。
屋内でも使えますが、UV印刷で表示する際は屋内専用のプレート看板になります。

また、ステンレス板の場合は店名や企業名などを文字形にカットする「ステンレス切文字」が採用されることもあります。
こちらはプレート看板ではないものの、店舗や企業の名刺代わりとして採用されることの多い看板です。

金属製プレート看板の製作手順

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ここからは、金属製プレート看板の製作手順についてご紹介します。
どのような製作手順で作られているのか、確認してみましょう。

アルミ複合板看板の製作手順

アルミ複合板を使ってプレート看板を製作する場合、まずはアルミ複合板を任意のサイズにカットしていきます。
次にデザインソフトを使ってプレート看板のデータを作成し、完成したら用途に合ったインクとプリンターで印刷していきます。

印刷をしたら、次にラミネート加工を施します。
ラミネート加工にも種類があり、鮮やかで光沢感が出るグロスラミネート、光沢を抑えたマットラミネート、マーカーで文字を書いたり消したりできるホワイトボードラミネートなどから選びます。

印刷物がすべて仕上がったら、アルミ複合板に貼り付ける作業に入ります。
まずは貼り付けの位置が決まったら、スキージを使って空気を抜くように貼り付けていきます。

最後の仕上げとして、表面の確認を行い、気泡があればカッターなどを使って小さな穴を開け、気泡をなくしていきます。
さらに板からはみ出した分のシートを処理します。
シートの処理は「ツラカット」と呼ばれる板のサイズに合わせてはみ出した分のシートを切り落とす方法と、「巻き込み」と呼ばれるシートを裏側に折り込んで接着させる方法の2種類があります。

ステンレス看板の製作手順

ステンレス看板を製作する際には、まずCADなどのソフトを使ってデザインを作っていきます。
デザインが完成したら、そのデータを元に素材を切り出していきます。

素材を切り出したら必要な文字パーツをはめ込んでいき、溶接で接着させます。
溶接が完了したら研磨をかけて綺麗にしていけば完成です。

まとめ

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今回は、金属製のプレート看板についてその種類や特徴などをご紹介してきました。
金属製のプレート看板は一般的に用いられているアルミ複合板とステンレス板に大きく分けられます。

アルミ複合板はフルカラー印刷が可能であり、様々な用途に活用されています。
一方、ステンレス板は店名や企業名、銘板などに用いられることが多く、重厚感のある仕上がりが特徴的です。

同じ金属製のプレート看板でもアルミ複合板とステンレス板では印象が大きく異なります。
どちらの金属製プレート看板を選ぶか、よく検討してみてください。

なお、金属製のプレート看板は実績の豊富な看板製作会社に相談すると、美しい仕上がりの看板を製作してもらえます。
これから看板を作ってもらいたい方は、ぜひプロの看板製作会社に相談してみてください。

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お見積り・お問い合わせはこちら

金属製のプレート看板を作るには?種類や特徴、製作の手順について解説

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看板には様々な種類がありますが、金属製のプレート看板は店舗や企業、工場の看板として用いられることが多いです。
金属製になることで素材の重厚感と存在感が引き立ち、名前のアピールにもつながります。

そこで今回は、金属製プレート看板の特徴について解説しつつ、製作の手順もご紹介していきます。
金属製のプレート看板を取り入れたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

そもそもプレート看板とは?

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金属製のプレート看板について解説する前に、そもそもプレート看板がどういったものか理解しておく必要があります。
プレート看板とは、板状のプレートにデザインが印刷された看板です。
屋外に設置されることが多く、店舗や施設の壁面、駐車場、フェンスなどあらゆる場所で用いられています。

プレート看板の四隅には取付用の穴が開いているため、簡単に設置することも可能です。
フルカラー印刷が可能であり、文字以外にもイラストや写真などを印刷してデザインできます。
案内や誘導用に利用されることはもちろん、広告や店舗看板などにも利用されているため、プレート看板は様々な目的で導入できる便利な看板と言えるでしょう。

プレート看板に使われる素材には、アルミ複合板が使用されるケースが多いです。
アルミ複合板とは、アルミの間に合成樹脂が挟まれた素材で、プレート看板だけでなくその他の屋外看板にもよく用いられている素材です。

金属製プレート看板の種類と特徴

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プレート看板でよく使われているアルミ複合板も金属製にあたりますが、それ以外にもステンレス板を使ったプレート看板も存在します。
ここではそれぞれの特徴について解説していきましょう。

アルミ複合板の特徴

アルミ複合板は上記でもご紹介したように、合成樹脂(発泡材)をアルミで挟んだ素材を言います。
アルミは表面だけで、中身は合成樹脂を用いているため、一般的な金属板やステンレス板に比べて軽量です。

一般的な規格サイズだと、910mm×1,820mmの3mm厚だと約3.6kgになっています。
ステンレス板だと1,000mm×1,000mmの1mm厚で約7.8kgにもなるため、かなり軽量であることがわかります。

また、他の板材に比べて加工性に優れている点もアルミ複合板の強みです。
アルミ複合板はステンレス板などと比べて素材が柔らかく、切断するだけならカッターでもできます。

さらに、耐候性が高い点も魅力になっています。
屋外で使用するとなると、常に紫外線や雨などにさらされ続けるため、劣化も進行しやすいです。
しかし、中に挟んだ合成樹脂(発泡材)は防錆・変色防止などの効果が期待できるため、常に屋外でさらされ続ける看板にピッタリな素材と言えます。

ステンレス板の特徴

ステンレスは鉄が主成分で、さらにクロムが含まれている合金鋼になります。
英語の「Stainless Steel」は日本語に直訳すると「さびにくい鋼」を意味しており、その名前のとおり耐食性に優れています。

絶対に錆びないというわけではないものの、屋外での使用に適した看板素材です。
耐食性の他にも、耐熱性や強度の高さ、加工性などにも優れています。

メンテナンスを行う場合は鉄粉を含んだホコリを取り払うことが大切です。
万が一錆びが付着していた場合でも、微量のクレンザーを使って拭き取ることで、簡単に錆びを落とせます。

ステンレス特有の重厚感から、企業の看板やマンション銘板、機械銘板、寄付者銘板などあらゆる銘板に使われるケースが多いです。
屋内でも使えますが、UV印刷で表示する際は屋内専用のプレート看板になります。

また、ステンレス板の場合は店名や企業名などを文字形にカットする「ステンレス切文字」が採用されることもあります。
こちらはプレート看板ではないものの、店舗や企業の名刺代わりとして採用されることの多い看板です。

金属製プレート看板の製作手順

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ここからは、金属製プレート看板の製作手順についてご紹介します。
どのような製作手順で作られているのか、確認してみましょう。

アルミ複合板看板の製作手順

アルミ複合板を使ってプレート看板を製作する場合、まずはアルミ複合板を任意のサイズにカットしていきます。
次にデザインソフトを使ってプレート看板のデータを作成し、完成したら用途に合ったインクとプリンターで印刷していきます。

印刷をしたら、次にラミネート加工を施します。
ラミネート加工にも種類があり、鮮やかで光沢感が出るグロスラミネート、光沢を抑えたマットラミネート、マーカーで文字を書いたり消したりできるホワイトボードラミネートなどから選びます。

印刷物がすべて仕上がったら、アルミ複合板に貼り付ける作業に入ります。
まずは貼り付けの位置が決まったら、スキージを使って空気を抜くように貼り付けていきます。

最後の仕上げとして、表面の確認を行い、気泡があればカッターなどを使って小さな穴を開け、気泡をなくしていきます。
さらに板からはみ出した分のシートを処理します。
シートの処理は「ツラカット」と呼ばれる板のサイズに合わせてはみ出した分のシートを切り落とす方法と、「巻き込み」と呼ばれるシートを裏側に折り込んで接着させる方法の2種類があります。

ステンレス看板の製作手順

ステンレス看板を製作する際には、まずCADなどのソフトを使ってデザインを作っていきます。
デザインが完成したら、そのデータを元に素材を切り出していきます。

素材を切り出したら必要な文字パーツをはめ込んでいき、溶接で接着させます。
溶接が完了したら研磨をかけて綺麗にしていけば完成です。

まとめ

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今回は、金属製のプレート看板についてその種類や特徴などをご紹介してきました。
金属製のプレート看板は一般的に用いられているアルミ複合板とステンレス板に大きく分けられます。

アルミ複合板はフルカラー印刷が可能であり、様々な用途に活用されています。
一方、ステンレス板は店名や企業名、銘板などに用いられることが多く、重厚感のある仕上がりが特徴的です。

同じ金属製のプレート看板でもアルミ複合板とステンレス板では印象が大きく異なります。
どちらの金属製プレート看板を選ぶか、よく検討してみてください。

なお、金属製のプレート看板は実績の豊富な看板製作会社に相談すると、美しい仕上がりの看板を製作してもらえます。
これから看板を作ってもらいたい方は、ぜひプロの看板製作会社に相談してみてください。

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