DIYという言葉が浸透して以降、多くの方が自分の思い描いたモノやアイテムを製作するようになりました。
そのため、ホームセンターにはDIY用品が充実してきて、アイデアが浮かんでいればすぐに形にできるでしょう。
中には、自分のお店の看板をホームセンターで購入したアイテムで作ろうとしている方もいます。
そこで気になるのが、ホームセンターにあるもので看板製作ができるのか、また必要なアイテムは何かについてです。
今回は、ホームセンターにある材料を使ってどんな看板を製作できるのか、看板製作する手順などをご紹介します。
ホームセンターで看板製作ができるか知りたい方は参考にしてみてください。
ホームセンターにあるもので看板製作は可能?
ホームセンターにある材料で、看板製作ができるか知りたい方も多いでしょう。
看板の大きさやタイプによりますが比較的簡単に製作できます。
ここでは、どのような看板がホームセンターにあるもので製作できるのかみていきましょう。
スタンド看板
スタンド看板は、店の前などに置かれることが多い自立式の看板です。
レストランやカフェ、居酒屋などの店頭に置かれることが多いので、見たことがある方もいるでしょう。
簡単に移動できるだけでなく、畳めば薄くなるので使い勝手の良さもあります。
基本となる看板はA看板で、横から見るとアルファベットのAに似ています。
プレート看板
アルミ複合板やアクリル板などにシートを貼った看板をプレート看板といいます。
サイズ、形状など自由に決められることが多く、自分のデザインをそのまま看板にできるのがメリットです。
オフィス名、店名、案内などの用途があり、建物の壁面やフェンスなど、取り付ける場所なども豊富です。
横断幕
横に長くなる看板が横断幕です。
板ではなく布状なので、建物の正面に貼り付けると目立つでしょう。
布に大きな文字やイラストなどを自由に載せられ、素材が安価なので他の看板よりも安くできます。
ホームセンターで看板製作するメリットとデメリット
ホームセンターであれば、比較的安価で材料を揃えられ、オリジナリティある看板製作が可能です。
ここでは、ホームセンターで看板製作するメリットとデメリットについてご紹介します。
メリット
ホームセンターで看板製作するメリットは、自分で製作しているため愛着がわくことです。
初めての店舗看板となれば、その達成感や愛着は大きなものでしょう。
毎日使うアイテムなので、手作りしたことでより愛おしさも感じられます。
また、自分の思い描いたとおりの看板にできるだけでなく、材料費などのコスト削減も実現できます。
デメリット
ホームセンターで看板製作するデメリットは、耐久性などの点が不安定になることです。
看板の多くが外に出したままの状態になるため、雨や湿気にさらされてしまいます。
特に木材を使用した看板の場合は、雨が浸透して腐食する恐れもあるでしょう。
他にも、ホームセンターではプレート看板と呼ばれるアルミ複合板にシールを貼ったものは製作できず、限られた看板しか作れません。
ホームセンターにあるもので看板製作する手順は?
ホームセンターにあるものを使って看板製作する場合は、どのような手順で行うのでしょうか?
ここでは、平板看板を例に製作手順をご紹介します。
材料などを揃える
最初に平板看板の材料を揃えましょう。
木材、金属、樹脂など看板となる板を用意します。
看板に書くペンキ、刷毛なども同時に用意しますが、書く内容が英語なら市販のステンシルシートを使えばきれいに書けます。
日本語でも文字ごとにプリントアウトして切り抜くと手作りの型として使用できます。
大判出力は業者に依頼する
もし大きな看板をホームセンターにあるもので作りたい場合は、看板製作業者に依頼しましょう。
これは、大きな紙を出力できる機械を持った会社で全国に多くあります。
このメディアをプリントアウトしてもらったら、表面保護をして基材に貼り合わせます。
プリントアウトの際には、看板製作に使うことを伝えておくと用途に応じたインクなどで出力してもらえるからです。
看板に貼り付ける
データを出してもらったら、看板に貼り付けます。
貼り付けの際には、看板の四辺を防水テープなどで保護します。
看板が出来上がったら設置しますが、この時に設置場所の条件についても確認しておきましょう。
看板製作を依頼するのと何が違う?
看板は、ホームセンターにある材料でも手作りできることがわかりました。
看板製作を請け負っている業者もいますが、自作と業者では何が違うのでしょうか?
大きな看板は自作が難しい
自作で大きな看板を製作する場合、雨に当たりっぱなしで材質によっては腐食するケースも珍しくありません。
また、大きな看板は風で飛ばされないようにするなど、安全性の高さも求められます。
手作りの場合は安全性を守れないだけでなく、作れる大きさも限られてしまいます。
デザインから依頼できる
看板をホームセンターなどの材料で製作する場合、限られたアイテムと自分で考えたデザインになります。
思い描いたものを形にできますが、その一方でデザイン性に物足りなさを感じるかもしれません。
しかし、看板製作を依頼した場合はデザインについてアイデアを受けることもできるので、納得のできる看板づくりが実現します。
まとめ
ホームセンターなどで購入できるアイテムを使って、どこにもないオリジナリティ溢れる看板づくりができますが、その一方で看板の種類によってはホームセンターで購入したアイテムでは製作できない看板もあります。
特に金属製の支柱などを使って取り付ける袖看板、道路沿いなどの空き地に設置される野立て看板などは看板製作を依頼しなければ作れないでしょう。
また、野立て看板の場合は屋外広告物に該当するため、登録許可を得ていない個人での設置はできません。
その分、広告効果は大きく期待できるものなので、ホームセンターのアイテムで作れる看板と業者に依頼する看板の両方用意するのがおすすめです。
店舗の入り口に設置できる看板を手作りすれば、お店の雰囲気が相手に伝わりやすいです。
多くの方に宣伝する目的などに、野立て看板を立ててみてはいかがでしょうか?
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