ウチノ看板株式会社

看板製作でも意識したいCI(コーポレート・アイデンティティ)とは?導入の必要性や構成する要素を解説

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看板を製作する際、自社のロゴやシンボルマークを入れることも多いです。
自社の看板やロゴ、シンボルマークなどをデザインする際は、CI(コーポレート・アイデンティティ)を意識すると良いとされています。

そもそもCIとは何か、どうして導入する必要があるのか理解していない方もいるでしょう。
この記事では、看板製作でも意識しておきたいCIの意味から役割・目的、構成する要素について解説します。

看板製作にも関わるCI(コーポレート・アイデンティティ)とは

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CI(コーポレート・アイデンティティ)は、直訳すると「組織の固有性」を意味します。
簡単に言えば、企業の文化や特性、独自性を統一されたデザインやイメージ、メッセージという形で社会に発信し、信頼性や存在価値を高める戦略です。

日本で初めて本格的にCIを導入したのは、自動車メーカーのマツダ(旧東洋工業株式会社)です。
1975年にCIを導入し、可読性のあるコーポレートマークやブランドシンボルを制定し、ブランド戦略を強化しています。
バブル期の1980年代に突入するとCIブームが生まれ、1990年代には多くの企業でCIが導入されるようになりました。

CIというとロゴマークやシンボルマークの製作や一新することだと勘違いされますが、あくまでも顧客や企業関係者、社会とより良い関係を築くための戦略になります。
その戦略の一環として、企業理念を可視化させる目的でロゴマークやシンボルマークを策定するケースが多いため、「CI=ロゴ・シンボルマーク」というイメージが定着しているのです。

実際には、経営理念やスローガン、従業員の行動指針など、社内外で発信されるものであればあらゆる部分にCIが反映されています。

CIの役割・目的

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企業がCIを導入する目的は、「自社の存在価値を保ち、一般の認知度を高める」ことにあります。
CIは単純に一般の人に自社の固有性を共有していくのではなく、従業員の意識向上にもつながります。
では、CIは具体的にどのような役割や目的があるのか見ていきましょう。

アイデンティティを確立させる

アイデンティティには、存在の証明や、同一性、一致といった意味があります。
企業が一貫したCIを導入することにより、人々は企業に対して特定のイメージを持ちやすくなります。
「〇〇と言えば△△△」というイメージが広く定着することで、会社の存在や価値が証明されるというわけです。

認知を向上させる

CIは、統一したイメージや概念を社会に発信する戦略です。
そのため、CIを導入することで一般消費者や投資家、取引先企業などのステークホルダーへの認知度からの認知度が高まりやすくなります。
認知度が上がれば、自社製品やサービスの購入・利用、従業員の雇用、投資家からの出資などにつながっていきます。

組織の統制が生まれる

CIを導入することで、企業理念や存在意義が統一され、社内で共通認識が生まれます。
組織全体でCIに基づいた行動をとれるようになるため、組織の一体感や統制が生まれてくるのです。
従業員は「自分は何のためにこの企業で働いているのか」が理解でき、仕事に対する価値が高まることでモチベーションを維持できるようになります。

CI を構成する要素

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CIというとロゴマークやシンボルマークを連想されることが多いですが、それ以外にもデザインやシステムを構成する要素が色々あります。
看板製作をする際にも関わってくる要素であるため、どのような要素で構成されているのか見ていきましょう。

ロゴマーク・シンボルマーク

企業、商品・サービスなどの認知や、類似したものと見分けてもらうためにはロゴマークやシンボルマークが必要です。
ICにおいては、視覚的な印象やイメージを構成する要素になります。
デザイン・カラー・フォントなどによりブランドイメージを反映させて作られます。

カラーパレット

ブランドカラーの統一に欠かせないのがカラーパレットです。
カラーパレットは、ロゴや商品デザインの開発、看板製作にも活用されています。

カラーパレットが表現するのは、単純にブランドの個性や価値観だけではありません。
赤は情熱やエネルギッシュな印象、青は誠実さや信頼感といったように、色によって与えるイメージが異なるため、顧客の心理的反応を引き出すように設計します。

自社の存在やメッセージに適したカラーパレットを設計できれば、ブランドの認知度やロイヤリティ向上につながります。

フォント

フォントにブランドのイメージを表現する要素です。
フォントには古風なものやシンプルでスタイリッシュなものなど、たくさんのデザインがあるため、自社の雰囲気やスタイルなどに合わせて決めていく必要があります。

より独自性を高める目的で、オリジナルフォントを作成するケースもあります。

イメージ写真

イメージ写真は、視覚的に製品やサービスの特徴・魅力を伝えるため、企業や商品のアピール強化として用いられます。
自社や商品の特徴に合わせて適切な写真を選択することで、ブランドのイメージの強化につなげることが可能です。

写真イメージはWebサイトやSNS、お店の看板などにも使用でき、見た人の印象に残るデザインにできます。

まとめ

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CIは、ロゴや看板、商品、キャッチコピーなど企業が発信するあらゆるものに統一したイメージやメッセージを反映させられます。
人々に何の会社なのか認識され、また記憶に残していくためには、CIに基づいてデザインされたロゴや看板などを通してメッセージや存在をアピールすることが重要です。

自社や店舗などに設置する看板を作るのであれば、今回ご紹介した内容を参考にした上で、実績豊富な製作業者への依頼がおすすめです。
看板製作専門の業者であれば、自社や店舗の存在アピールや集客などの効果を発揮してくれる高品質な看板を作ってくれます。

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看板製作でも意識したいCI(コーポレート・アイデンティティ)とは?導入の必要性や構成する要素を解説

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看板を製作する際、自社のロゴやシンボルマークを入れることも多いです。
自社の看板やロゴ、シンボルマークなどをデザインする際は、CI(コーポレート・アイデンティティ)を意識すると良いとされています。

そもそもCIとは何か、どうして導入する必要があるのか理解していない方もいるでしょう。
この記事では、看板製作でも意識しておきたいCIの意味から役割・目的、構成する要素について解説します。

看板製作にも関わるCI(コーポレート・アイデンティティ)とは

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CI(コーポレート・アイデンティティ)は、直訳すると「組織の固有性」を意味します。
簡単に言えば、企業の文化や特性、独自性を統一されたデザインやイメージ、メッセージという形で社会に発信し、信頼性や存在価値を高める戦略です。

日本で初めて本格的にCIを導入したのは、自動車メーカーのマツダ(旧東洋工業株式会社)です。
1975年にCIを導入し、可読性のあるコーポレートマークやブランドシンボルを制定し、ブランド戦略を強化しています。
バブル期の1980年代に突入するとCIブームが生まれ、1990年代には多くの企業でCIが導入されるようになりました。

CIというとロゴマークやシンボルマークの製作や一新することだと勘違いされますが、あくまでも顧客や企業関係者、社会とより良い関係を築くための戦略になります。
その戦略の一環として、企業理念を可視化させる目的でロゴマークやシンボルマークを策定するケースが多いため、「CI=ロゴ・シンボルマーク」というイメージが定着しているのです。

実際には、経営理念やスローガン、従業員の行動指針など、社内外で発信されるものであればあらゆる部分にCIが反映されています。

CIの役割・目的

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企業がCIを導入する目的は、「自社の存在価値を保ち、一般の認知度を高める」ことにあります。
CIは単純に一般の人に自社の固有性を共有していくのではなく、従業員の意識向上にもつながります。
では、CIは具体的にどのような役割や目的があるのか見ていきましょう。

アイデンティティを確立させる

アイデンティティには、存在の証明や、同一性、一致といった意味があります。
企業が一貫したCIを導入することにより、人々は企業に対して特定のイメージを持ちやすくなります。
「〇〇と言えば△△△」というイメージが広く定着することで、会社の存在や価値が証明されるというわけです。

認知を向上させる

CIは、統一したイメージや概念を社会に発信する戦略です。
そのため、CIを導入することで一般消費者や投資家、取引先企業などのステークホルダーへの認知度からの認知度が高まりやすくなります。
認知度が上がれば、自社製品やサービスの購入・利用、従業員の雇用、投資家からの出資などにつながっていきます。

組織の統制が生まれる

CIを導入することで、企業理念や存在意義が統一され、社内で共通認識が生まれます。
組織全体でCIに基づいた行動をとれるようになるため、組織の一体感や統制が生まれてくるのです。
従業員は「自分は何のためにこの企業で働いているのか」が理解でき、仕事に対する価値が高まることでモチベーションを維持できるようになります。

CI を構成する要素

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CIというとロゴマークやシンボルマークを連想されることが多いですが、それ以外にもデザインやシステムを構成する要素が色々あります。
看板製作をする際にも関わってくる要素であるため、どのような要素で構成されているのか見ていきましょう。

ロゴマーク・シンボルマーク

企業、商品・サービスなどの認知や、類似したものと見分けてもらうためにはロゴマークやシンボルマークが必要です。
ICにおいては、視覚的な印象やイメージを構成する要素になります。
デザイン・カラー・フォントなどによりブランドイメージを反映させて作られます。

カラーパレット

ブランドカラーの統一に欠かせないのがカラーパレットです。
カラーパレットは、ロゴや商品デザインの開発、看板製作にも活用されています。

カラーパレットが表現するのは、単純にブランドの個性や価値観だけではありません。
赤は情熱やエネルギッシュな印象、青は誠実さや信頼感といったように、色によって与えるイメージが異なるため、顧客の心理的反応を引き出すように設計します。

自社の存在やメッセージに適したカラーパレットを設計できれば、ブランドの認知度やロイヤリティ向上につながります。

フォント

フォントにブランドのイメージを表現する要素です。
フォントには古風なものやシンプルでスタイリッシュなものなど、たくさんのデザインがあるため、自社の雰囲気やスタイルなどに合わせて決めていく必要があります。

より独自性を高める目的で、オリジナルフォントを作成するケースもあります。

イメージ写真

イメージ写真は、視覚的に製品やサービスの特徴・魅力を伝えるため、企業や商品のアピール強化として用いられます。
自社や商品の特徴に合わせて適切な写真を選択することで、ブランドのイメージの強化につなげることが可能です。

写真イメージはWebサイトやSNS、お店の看板などにも使用でき、見た人の印象に残るデザインにできます。

まとめ

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CIは、ロゴや看板、商品、キャッチコピーなど企業が発信するあらゆるものに統一したイメージやメッセージを反映させられます。
人々に何の会社なのか認識され、また記憶に残していくためには、CIに基づいてデザインされたロゴや看板などを通してメッセージや存在をアピールすることが重要です。

自社や店舗などに設置する看板を作るのであれば、今回ご紹介した内容を参考にした上で、実績豊富な製作業者への依頼がおすすめです。
看板製作専門の業者であれば、自社や店舗の存在アピールや集客などの効果を発揮してくれる高品質な看板を作ってくれます。

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