ウチノ看板株式会社

看板を設置する際に必要な車両は?適した看板と車両の組み合わせを解説

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広告や案内、注意喚起など、様々な目的で日常生活に溶け込んでいる看板は、大きさも違えば役割も異なってきます。
これらの役割に合わせた看板を使用することで、周囲に認知してもらえるだけでなく、シンボル的な役割になることもあるでしょう。

そんな看板ですが、大きさや位置、規模によっては専用の車両を用いて設置しなければなりません。
ここでは、看板を設置する際に必要な車両について解説していきます。

看板はどこに設置しても良い?

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私たちの日常の中では、景色のような感覚で看板を目にする機会があります。
看板の形や色はすべて同じものではなく、設置する位置や高さによってアピールできる内容も異なります。

看板は道行く人に対して企業や店舗などのアピールとなり、目にしてもらう機会を増やすことが認知につながります。
さらに、看板そのものがシンボル的な存在になるケースもあり、そのイメージが企業に直結する場合もあるでしょう。

魅力を伝えて誘導する意味も込められているため、看板から得られる情報やメリットは想像以上に大きいです。
しかし、これらのメリットを得るためには看板の設置場所・大きさなどから、適したものを使わなければなりません。

さらに、制度や法律によっていくつもの条件が定められている場合もあります。
東京都や大阪府などでは、街の景観、公衆への危害防止の観点から屋外看板設置に関する法令を定めているため、どこにでも好きな看板を設置することはできません。
また、高所の看板となれば特殊車両を用いて設置する必要があり、制作費用以外にも出費が必要です。

看板の設置に必要な車両を解説

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制度や法律を守って許可された看板ですが、設置する際には専用の車両を用いらなければできないケースもあります。
工事ではなく、看板設置であってもこれらの法を守る必要がありますが、看板設置にはどのような車両が必要となるのでしょうか?

高所作業車

高所作業車は、作業用のバスケットが2m以上の高さになる能力があり、走行装置、昇降措置などが付いています。
不特定の場所にも自走できるので、看板設置だけでなく建設現場やガラス清掃、電球交換などのメンテナンス、舞台装置のセッティング、ホールやスタジオなどの照明器具交換などにも使用されています。

最高地上高8~40mまで伸縮できる作業車もあり、バケットが付いていることで作業が安定して行えるのが特徴です。
自走できるため、公道の看板設置やメンテナンスにも使用されます。

他にもトラックなどの車両に高所作業機能を持たせたものをトラック式、キャタピラを用いて整備されていない場所の高所作業が可能なクローラ式もあります。
昇降機能として、パンタグラフ式で作業床を2点で支えていて、水平な状態が確保できるシザース式は揺れを最小限に抑えられるだけでなく、作業床の大きさによって広い範囲が確保できるのが特徴です。

垂直マスト式は、油圧で昇降できる仕組みなので様々な方向から看板設置やメンテナンスができます。
高所作業車には運転資格が必要ですが、作業床の高さによって異なります。

作業床の高さが10m以上なら高所作業車運転技能講習学科11時間、実技6時間が必要です。
高さ10m未満なら、高所作業車運転業務に係る特別教育として学科6時間、実技3時間となります。

建柱車

建柱車は、電柱や看板設置を目的に地面に穴を開けなければならない時に使用する重機車両です。
トラックの荷台にクレーンのようなものが付いていて、その先にドリルがあります。

このドリル部分は掘削スクリューと呼ばれていて、地面に穴を開けるためのものです。
高い地盤を地下に向かって掘り進めていき、数mの穴を開けていきます。

看板設置以外にも使用されていて、特に電柱工事の際には欠かせない車両です。
そのため、他の電柱、電線に気をつけながらアウトリガーを地面に固定させなければなりません。

穴を開けるだけだと単純作業に思われがちですが、一人で看板の支柱を立てることはできません。
オペレーター、スクリューガイドなどが必要となります。

また、建柱車の運転には資格が必要であり、3トン未満の建柱車操縦には小型車両系建設機械運転の業務に係る特別教育が必要です。
3トン以上なら車両系建設機械基礎工事用技能講習の修了が求められます。
他にも公道を走行するなら、普通免許・中型免許・大型免許のいずれかも必要です。

これらの資格を取得して、設置できるのがポール看板です。
ポール看板は、大きい道路沿いに設置されることが多く、安定感のある看板となります。
高い位置に設置できることから、遠くからも存在が確立されていて、耐久性も抜群なので長期的な活躍とアピールに有効です。

ユニック車

ユニック車は、荷物を積める積載型のトラックに小型クレーンを付けているものです。
トラッククレーンと呼ばれることがあり、汎用性の高さが大きな特徴となります。

自走できるので、場所を移動しながら看板の設置も可能です。
それならユニック車ではなく、普通のクレーン車でもいいと思われがちですが、看板を水平に移動できたり、狭い場所でも設置しやすかったりする部分などの利便性があります。

ユニック車には、大きく分けると荷台内架装型、キャブバック、ハイアウトリガーがあります。
荷台内架装型はトラックの荷台部分にクレーンがあるタイプで、運転席と荷台の間にクレーンがあるタイプはキャブバックとなります。

ハイアウトリガーは、トラックの下に伸縮する長い柱があるタイプです。
トラックの小回りが利く点と、クレーンというパワーを掛け合わせることで、店舗壁面の大型看板と付帯する照明、袖看板、突き出し看板の設置、修繕などができます。
住宅街や商店街など道幅の狭い場所でも、看板移動や設置など多くの点で活躍できる車両です。

まとめ

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看板設置には、大きさや設置する看板のタイプによって用いられる車両が変わってきます。
また、看板の設置方法によって特殊車両がなければ設置することができません。
他にも看板の設置には、街の景観や公衆への危害防止の観点などから設置に関する法令が定められているため、好きな看板を設置できるとは限りません。

看板の設置条件・方法・デザインなどを検討している場合は、専門業者への依頼をおすすめします。
専門業者であれば、希望に合わせた看板製作をするだけでなく、看板によって得られる効果についても提案してくれます。
この機会に専門業者への依頼も検討してみましょう。

デザイン変更や面板変更、修理に関する質問・
お見積り・お問い合わせはこちら

看板を設置する際に必要な車両は?適した看板と車両の組み合わせを解説

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広告や案内、注意喚起など、様々な目的で日常生活に溶け込んでいる看板は、大きさも違えば役割も異なってきます。
これらの役割に合わせた看板を使用することで、周囲に認知してもらえるだけでなく、シンボル的な役割になることもあるでしょう。

そんな看板ですが、大きさや位置、規模によっては専用の車両を用いて設置しなければなりません。
ここでは、看板を設置する際に必要な車両について解説していきます。

看板はどこに設置しても良い?

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私たちの日常の中では、景色のような感覚で看板を目にする機会があります。
看板の形や色はすべて同じものではなく、設置する位置や高さによってアピールできる内容も異なります。

看板は道行く人に対して企業や店舗などのアピールとなり、目にしてもらう機会を増やすことが認知につながります。
さらに、看板そのものがシンボル的な存在になるケースもあり、そのイメージが企業に直結する場合もあるでしょう。

魅力を伝えて誘導する意味も込められているため、看板から得られる情報やメリットは想像以上に大きいです。
しかし、これらのメリットを得るためには看板の設置場所・大きさなどから、適したものを使わなければなりません。

さらに、制度や法律によっていくつもの条件が定められている場合もあります。
東京都や大阪府などでは、街の景観、公衆への危害防止の観点から屋外看板設置に関する法令を定めているため、どこにでも好きな看板を設置することはできません。
また、高所の看板となれば特殊車両を用いて設置する必要があり、制作費用以外にも出費が必要です。

看板の設置に必要な車両を解説

002

制度や法律を守って許可された看板ですが、設置する際には専用の車両を用いらなければできないケースもあります。
工事ではなく、看板設置であってもこれらの法を守る必要がありますが、看板設置にはどのような車両が必要となるのでしょうか?

高所作業車

高所作業車は、作業用のバスケットが2m以上の高さになる能力があり、走行装置、昇降措置などが付いています。
不特定の場所にも自走できるので、看板設置だけでなく建設現場やガラス清掃、電球交換などのメンテナンス、舞台装置のセッティング、ホールやスタジオなどの照明器具交換などにも使用されています。

最高地上高8~40mまで伸縮できる作業車もあり、バケットが付いていることで作業が安定して行えるのが特徴です。
自走できるため、公道の看板設置やメンテナンスにも使用されます。

他にもトラックなどの車両に高所作業機能を持たせたものをトラック式、キャタピラを用いて整備されていない場所の高所作業が可能なクローラ式もあります。
昇降機能として、パンタグラフ式で作業床を2点で支えていて、水平な状態が確保できるシザース式は揺れを最小限に抑えられるだけでなく、作業床の大きさによって広い範囲が確保できるのが特徴です。

垂直マスト式は、油圧で昇降できる仕組みなので様々な方向から看板設置やメンテナンスができます。
高所作業車には運転資格が必要ですが、作業床の高さによって異なります。

作業床の高さが10m以上なら高所作業車運転技能講習学科11時間、実技6時間が必要です。
高さ10m未満なら、高所作業車運転業務に係る特別教育として学科6時間、実技3時間となります。

建柱車

建柱車は、電柱や看板設置を目的に地面に穴を開けなければならない時に使用する重機車両です。
トラックの荷台にクレーンのようなものが付いていて、その先にドリルがあります。

このドリル部分は掘削スクリューと呼ばれていて、地面に穴を開けるためのものです。
高い地盤を地下に向かって掘り進めていき、数mの穴を開けていきます。

看板設置以外にも使用されていて、特に電柱工事の際には欠かせない車両です。
そのため、他の電柱、電線に気をつけながらアウトリガーを地面に固定させなければなりません。

穴を開けるだけだと単純作業に思われがちですが、一人で看板の支柱を立てることはできません。
オペレーター、スクリューガイドなどが必要となります。

また、建柱車の運転には資格が必要であり、3トン未満の建柱車操縦には小型車両系建設機械運転の業務に係る特別教育が必要です。
3トン以上なら車両系建設機械基礎工事用技能講習の修了が求められます。
他にも公道を走行するなら、普通免許・中型免許・大型免許のいずれかも必要です。

これらの資格を取得して、設置できるのがポール看板です。
ポール看板は、大きい道路沿いに設置されることが多く、安定感のある看板となります。
高い位置に設置できることから、遠くからも存在が確立されていて、耐久性も抜群なので長期的な活躍とアピールに有効です。

ユニック車

ユニック車は、荷物を積める積載型のトラックに小型クレーンを付けているものです。
トラッククレーンと呼ばれることがあり、汎用性の高さが大きな特徴となります。

自走できるので、場所を移動しながら看板の設置も可能です。
それならユニック車ではなく、普通のクレーン車でもいいと思われがちですが、看板を水平に移動できたり、狭い場所でも設置しやすかったりする部分などの利便性があります。

ユニック車には、大きく分けると荷台内架装型、キャブバック、ハイアウトリガーがあります。
荷台内架装型はトラックの荷台部分にクレーンがあるタイプで、運転席と荷台の間にクレーンがあるタイプはキャブバックとなります。

ハイアウトリガーは、トラックの下に伸縮する長い柱があるタイプです。
トラックの小回りが利く点と、クレーンというパワーを掛け合わせることで、店舗壁面の大型看板と付帯する照明、袖看板、突き出し看板の設置、修繕などができます。
住宅街や商店街など道幅の狭い場所でも、看板移動や設置など多くの点で活躍できる車両です。

まとめ

002

看板設置には、大きさや設置する看板のタイプによって用いられる車両が変わってきます。
また、看板の設置方法によって特殊車両がなければ設置することができません。
他にも看板の設置には、街の景観や公衆への危害防止の観点などから設置に関する法令が定められているため、好きな看板を設置できるとは限りません。

看板の設置条件・方法・デザインなどを検討している場合は、専門業者への依頼をおすすめします。
専門業者であれば、希望に合わせた看板製作をするだけでなく、看板によって得られる効果についても提案してくれます。
この機会に専門業者への依頼も検討してみましょう。

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