「会社のロゴがグラデーションなので再現したい」「目立たせて人目を引きたい」など、看板にグラデーションを入れたい理由は様々です。
今回は、グラデーションを入れる際におすすめの看板の種類をはじめ、グラデーションを取り入れるメリットや色を選ぶ時のポイントについてご紹介します。
看板にグラデーションを取り入れたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
そもそもグラデーションとは
グラデーションは、明暗や色調、色の濃度を段階的に変化させたものです。
明るい部分から中間的な明るさ、暗い部分へと徐々に変化していくため、デザインに立体感や奥行きが出やすく、表現の幅が広がる点が魅力です。
グラデーションを取り入れるメリット
看板のデザインにグラデーションを取り入れることで、どのようなメリットがあるのでしょうか?
ここからは看板にグラデーションを取り入れるメリットについてご紹介します。
オリジナリティのある色合いで差別化を図れる
コーポレートカラーやブランドカラーなど色によってイメージを浸透させることは、マーケティングの面から見ても重要です。
ただし、同じような色合いを選ぶ企業は多く、色を使って差別化を狙うのは容易ではありません。
グラデーションを採用すれば単色よりもオリジナリティを出せるため、他との差別化ができるようになります。
グラデーションの色の組み合わせは無限にあるため、自分の求めるイメージを求めつつ、周囲と差別化を図ることが可能です。
トレンド感を出せる
グラデーションを取り入れたデザインは、最新トレンドの1つです。
カラーの配色によって、最新感やおしゃれ感を出せるだけでなく、凝ったデザインと比べてコストも抑えられる点も魅力です。
限られた予算内で最新のトレンド感を出したい場合にも効果を期待できます。
人目を引くことができる
グラデーションを取り入れることで、単色のみに比べて見た目が賑やかになり、より人目を引きやすくなるのもメリットの1つです。
もちろんグラデーションでなくて複数の色を使うことでも人目を引くことはできます。
しかし、グラデーションは分割した色を使う場合に比べてデザインに奥行きや立体感を与えることができ、パッと見た時にユーザーの視線を誘導する効果も期待できます。
看板を出す目的を考えると、人の目に留まりやすいグラデーションはおすすめです。
看板にグラデーションを入れるならアクリル看板の出力シートタイプがおすすめ!
アクリル看板とは、その名のとおりアクリル板で作られた看板のことを言います。
他の材質に比べて、軽くて丈夫、耐候性に優れているほか、透明で加工も容易なため、デザインや形状の自由度が高いのが特徴です。
ここでは、グラデーションデザインに適したアクリル看板の種類や特徴をご紹介します。
シートカットタイプ
シール状のシートを文字やロゴなどデザインの形にカットして、アクリル板に貼るタイプの看板です。
シートカットタイプは、1つのシートにつき1色のため、グラデーションなどの制作には向きません。
看板にグラデーションを取り入れる場合は、シートカットタイプ以外を選びましょう。
切文字タイプ
アクリル板にアクリルで作った切り文字を直接接着するタイプを切り文字タイプと言います。
シートでは出せない立体感で人気があります。
ただし、シートカットタイプ同様、1色ずつ切り文字を貼って制作するため、グラデーションを表現するのは難しいです。
出力シートタイプ
看板のデザインをグラデーションにするなら、出力シートタイプがおすすめです。
出力シートタイプは、フルカラーで印刷したシートを直接アクリル板の背面に貼り付けます。
そのため、色鮮やかなグラデーションはもちろん、細やかな文字やデザインの表現が可能です。
グラデーションの色の選び方
ここでは看板で使う色を選ぶ際に役立つポイントをご紹介します。
何色のグラデーションにすればいいのかお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
適切な色を選ぼう!
似ている色や同じトーンの色を選ぶと、失敗する可能性が低いのでおすすめです。
色選びに迷った時は、色相環で隣り合った色を組み合わせてみてください。
ただし、色を選ぶ時はすぐに決めず、時間をかけてじっくり試すことが大切です。
2種類以上の色を組み合わせてみる
2色だけでグラデーションを作ると、中間がくすんだグレーになることもあります。
どんなに単色が綺麗でも、グラデーションの中間色が微妙ではユーザーに良いイメージを与えられないでしょう。
このような時は、メインとなる2色の間にある色を選んでみてください。
それぞれが補い合い、綺麗なグラデーションが生まれます。
グラデーションの変化をなだらかにする
色の変化をなだらかにすることで、グラデーションの印象をソフトにすることが可能です。
ビビッドカラーのようにはっきりした色の急激な変化は、見ているユーザーにとって目障りな印象を与える可能性があります。
ごちゃごちゃしていてうるさい印象につながりやすいので、鮮やかな色を選ぶ際は注意が必要です。
補色のグラデーションは避ける
補色とは、色相環で正反対にある関係の色の組み合わせを言います。
例えば、黄色の正反対にある色は青紫です。
そのため、この2色は補色の関係になります。
補色をグラデーションに選んだ場合、コントラストが強くなりすぎて、非常に目立ちます。
背景に選ぶとメインである文字や絵よりもグラデーションが目立ってしまうため、見にくく感じる可能性が高いです。
補色は扱いが難しいため、その色を選ぶ明確な理由や意図がない限り、避けた方が良いでしょう。
まとめ
今回は、看板にグラデーションを取り入れるメリットやおすすめの看板の種類、そして色の選び方について解説しました。
看板のデザインにグラデーションを取り入れることで、オリジナリティを出し、他との差別化を図れるのはもちろん、人目を引くことができたり、オリジナリティを出せたりとメリットも豊富です。
ただし、グラデーションの色選びは難しい部分も多いため、実績のあるプロに依頼するのがおすすめです。
経験豊富なプロの看板業者なら、デザインはもちろんおすすめの看板の種類なども提案してくれるでしょう。
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