店舗や事務所の集客や利益を伸ばす上で一体どのような看板を設置するかが重要になってきます。
看板と一口に言っても、数多くの種類があるので、どれを製作・設置するか迷っていると感じている方もいるのではないでしょうか？

街中に多く設置されている看板のひとつに突き出し看板が挙げられます。
今回は、突き出し看板とは一体何かに加え、設置するメリットなどを紹介します。

突き出し看板とは何か

突き出し看板は、建物の壁面や支柱から突き出る形で設置された看板。
街中を歩いていると、さまざまな突き出し看板を目にすると感じている方も多いのではないでしょうか？

飲食店をはじめ、歯科医院や整骨院、美容室など、さまざまな業種が突き出し看板を製作・設置しています。

袖看板との違いについて

人によっては、袖看板と一体何が違うのか疑問に感じているかもしれません。
袖看板は複数のフロアを案内する縦型の看板を指すのに対し、突き出し看板は1店舗で使用する小型の看板になっています。

店舗や事務所がどこにあるかに応じて、突き出し看板と袖看板を使い分けることが大切です。

突き出し看板を設置するメリット

突き出し看板を設置すると、いくつかのメリットが得られます。
メリットを押さえた上で製作・設置するかどうか判断しましょう。
早速ですが、突き出し看板のメリットについて解説するので、店舗や事務所の集客を1人でも多く伸ばしたいと感じている方は一度参考にしてください。

歩行者・車から目に付きやすい

まず、歩行者や車から目に付きやすいのがメリットに挙げられます。
店舗や事務所の場所を把握できるだけでなく、来店を促しやすくなるのがポイント。
突き出し看板や袖看板は店舗の目印になる存在です。
何度も訪問したいと感じさせるように突き出し看板を製作してください。

設置スペースに悩まされにくい

建物の壁面や支柱から突き出る形で設置する関係上、設置スペースに悩まされにくいのもメリットです。
人によっては、看板を設置したいものの、十分なスペースを確保できないと感じている方も多いのではないでしょうか？

看板の製作・設置を行う上で設置場所の広さを一度チェックすることをおすすめします。
十分なスペースを確保できないと感じた場合は突き出し看板または袖看板を設置するかどうか検討する必要があります。

店舗や事務所の雰囲気を演出できる

1枚の突き出し看板で店舗や事務所の雰囲気を演出できるのもメリット。
突き出し看板の形状やデザインは多岐に渡ります。
看板も店舗や事務所の一部なので、雰囲気を台無しにしないかどうか意識することが大切です。

突き出し看板を製作する際のポイント

1枚の突き出し看板を製作する際、一体どのような点を押さえると良いのか疑問に感じている方も多いのではないでしょうか？
納得のいく突き出し看板を完成させるためには、技術だけでなく、センスも求められます。
目的に応じた看板を設置できるかどうかが集客や利益を伸ばす上で重要です。

どの素材を用いるか

突き出し看板を製作する際、どの素材を用いるかがポイント。
素材により、突き出し看板の印象が大きく変わります。
また、耐久性も素材によって差が出ます。
納得のいく突き出し看板を完成させるためにも、素材にこだわりましょう。

記載する情報

突き出し看板に関わらず、どの情報を記載するかも重要です。
1枚の看板に記載できる情報に限りがあります。
ロゴやイラストを載せるかどうかもポイント。
一目見た時に一体どのような店舗または事務所なのか的確に伝えましょう。

文字のフォント・サイズ

突き出し看板に記載する文字のフォントとサイズも製作時のポイント。
フォントにより、印象が変わってきます。
店舗や事務所のテーマ・コンセプトが伝わるようなフォントを見つけることが大切です。

また、サイズによっても情報の伝わりやすさが変わってくるので意識したいところ。
サイズが大きくなればなる程、余白が少なくなりますが、逆に見栄えが損なってしまう可能性もゼロではありません。
余白を活かせるかどうかも看板製作を行う上で求められます。

どの色を用いるか

配色も看板を製作する上で欠かせない要素。
どの色を用いるかで視認性や印象が変わってきます。
選ぶ色によっては、文字やイラストが見えにくいなどの問題が発生します。

店舗や事務所の雰囲気に合った色を選びつつ、視認性の高い看板を製作・設置してください。

看板の形状

突き出し看板の形状は多岐に渡ります。
どのような形状にするかも製作時のポイント。
店舗や事務所の雰囲気に合った形状は一体何か一度検討してみてはいかがでしょうか？

看板自体のサイズ

突き出し看板のサイズによっても、視認性や印象が変わってきます。
1人でも多くの方に目に付きやすくするためには、どのくらいのサイズにするか一度検討したいところ。
看板のサイズが大きくなればなる程、費用が高くなります。

照明を用いるかどうか

皆さんは一体どのような場所に突き出し看板を設置しようと考えているでしょうか？
場所によっては、暗くて見えにくいなどの問題が発生するかもしれません。
視認性を補うために照明を用いるのも選択肢のひとつ。

これから、突き出し看板を製作・設置を予定している方は照明を用いるかどうか検討してください。

突き出し看板を製作・設置する際の注意点

突き出し看板を製作・設置する上で注意したいポイントが何点か存在します。
場合によっては、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性もゼロではありません。
トラブルを避けるためにも、どのような点に注意する必要があるか意識したいところ。
ここでは、突き出し看板を製作・設置する際の注意点について触れていきます。

耐用年数を意識して製作・設置する必要がある

突き出し看板を製作・設置する上で耐用年数を意識しましょう。
耐用年数とは、減価償却を利用できる期間。
看板に限らず、車などの資産にも耐用年数が設けられています。
資産を運用していく上で耐用年数が重要になってきます。

突き出し看板の耐用年数は以下の通り。

・金属製：18年
・金属製以外：10年

金属製かどうかで耐用年数に大きな差があります。

製作・設置に関する法律がいくつも存在する

1枚の看板を製作・設置する際、いくつもの法律が関わってきます。
設置する看板によっては、法律に違反してしまう可能性もゼロではありません。
トラブルを避けるためにも、看板に関する法律を押さえておきたいところ。
以下の法律を押さえた上で突き出し看板の製作・設置を進めましょう。

・屋外広告物法
・景観条例
・建築基準法
・道路交通法

屋外広告物法に則り、看板の製作・設置を進めていくことになります。
看板によっては、景観を損なってしまう恐れがあるので注意してください。
自治体によって、条例が異なるので、店舗や事務所のある区市町村の条例について把握することが大切です。

定期的にメンテナンスを行う必要がある

突き出し看板を設置したら終わりではなく、定期的にメンテナンスを行い、落下を防止することも求められます。
錆が目立つようになると、店舗や事務所の印象が下がる恐れがあるので注意したいところ。
状態によっては、突き出し看板を交換する必要も出てきます。

突き出し看板の製作・設置について業者に相談することが重要

突き出し看板を製作・設置するためには、十分な知識と技術、ノウハウが必要です。
人によっては、初めて看板を製作するのではないでしょうか？
トラブルを避け、質の高い看板を製作・設置したいと考えている方は業者に一度相談することをおすすめします。

的確なアドバイスを受けつつ、店舗や事務所の雰囲気に合った看板を設置してください。
依頼するかどうか判断する際、施工実績や保証内容、納期の早さなどを細かくチェックしたいところ。

まとめ

突き出し看板は建物の壁面や支柱から突き出る形で設置するため、設置スペースに悩まされにくいです。
通行人や車から目に付きやすい位置に看板を設置したい場合、突き出し看板を製作するかどうか一度検討してはいかがでしょうか？

また、突き出し看板以外の看板と組み合わせることにより、集客や利益が変わってきます。
どの看板を製作・設置すると集客や利益が見込めるか業者に一度相談することをおすすめします。