ウチノ看板株式会社

読まれる看板とは?〜看板デザインの基礎知識を紹介~

002

看板や広告を作りたいけれど、どのようなデザインにすれば見てもらえるのか?
どうすれば遠くからでも目立つのか?
看板を作成をする際によくいただく質問の1つです。

どのような色や文字の大きさにすれば目を引くデザインになるのか、
今回は「文字の大きさや看板との距離感」についてご紹介します。

読みやすい文字の量

まず、通行人にとってパッと見て目に飛び込んでくる情報を
瞬時に認識することができる文字数は、”10文字〜15文字程度” と言われています。
歩行者ならじっくり見てもらうことも可能ですが、
車や自転車に乗っている人にとっては

「大き目の文字で10文字程度」
「1秒で分かる広告」がベストです。

また、「写真」を効果的に使用することで、
文字だけではイメージできなかったものも伝えやすくすることが可能です。

看板・広告の種類と距離感の一例

〈遠距離〉突出し看板、のぼり旗、野立て看板、自立看板、養生シート
〈中距離〜近距離〉垂れ幕・横断幕、突出し看板、自立看板
〈近距離〉A型看板、スタンド看板、ウィンドウサイン
〈至近距離〉イーゼル看板、案内板、メニュー看板

最後に看板業界では、こんな公式が使われていたりします。

文字の縦サイズ(cm)=看板までの距離(cm)÷250

上記の式はあくまで通行人が静止していることを想定したものなので、
看板の種類によっては文字の大きさを1.5倍〜2倍にしないと視認できない場合もあります。

読みやすいフォントは?

フォントの選定も、視認性の大事なポイントです。
凝った文字も素敵ですが、きちんと読んでもらうためには、やはりシンプルな文字が一番。
ここでは、オーソドックスな2種類を紹介します。

ゴシック体

ゴシック体は、ほぼ同じ太さの線を用いて構成された書体を指します。

文字の角がくっきりと尖って強い印象のある角ゴシックと、文字の角を丸めて柔らかい印象のある丸ゴシックがあります。

線の太さが均一であり判読性が高いため、看板や標識にも採用されます。
看板との距離が大きく離れている場合や、雨などの悪天候で文字を推測しながら読む場合、読み取りやすいのがメリットです。

また、看板が劣化して部分的に塗装が薄くなってしまっても、脳は視対象の部分像から全体像を復元する機能を持つため、看板の文字を補完して読みやすいフォントであることも利点の一つです。

明朝体

明朝体は横線が細く、縦線が太く、はねや止め、払いなどの文字の装飾が強調された書体を指します。
新聞や雑誌、書籍を中心に印刷物に多用されており、新聞明朝体などの専用のフォントも存在します。

日本語の文字の美しさを表現するフォントも多く、デザイン性と判読性を兼ね備えたフォントも少なくありませんが、
線の太さが均一でないため広告に使用する場合は場所や文字サイズに注意する必要があります。

ライトアップなどによって横線が視認しにくくなることがあるため、
看板に使用する場合は必ずデザインと文字のバランスを含めた全体の判読性をチェックしましょう。

まとめ

文字の量とフォント選びは、視認距離や視認時間などと密接に関係しています。
看板の種類、看板に入れる内容や文言を考えるときに
上記の情報が少しでも参考になれば幸いです。

デザイン変更や面板変更、修理に関する質問・
お見積り・お問い合わせはこちら

読まれる看板とは?〜看板デザインの基礎知識を紹介~

002

看板や広告を作りたいけれど、どのようなデザインにすれば見てもらえるのか?
どうすれば遠くからでも目立つのか?
看板を作成をする際によくいただく質問の1つです。

どのような色や文字の大きさにすれば目を引くデザインになるのか、
今回は「文字の大きさや看板との距離感」についてご紹介します。

読みやすい文字の量

まず、通行人にとってパッと見て目に飛び込んでくる情報を
瞬時に認識することができる文字数は、”10文字〜15文字程度” と言われています。
歩行者ならじっくり見てもらうことも可能ですが、
車や自転車に乗っている人にとっては

「大き目の文字で10文字程度」
「1秒で分かる広告」がベストです。

また、「写真」を効果的に使用することで、
文字だけではイメージできなかったものも伝えやすくすることが可能です。

看板・広告の種類と距離感の一例

〈遠距離〉突出し看板、のぼり旗、野立て看板、自立看板、養生シート
〈中距離〜近距離〉垂れ幕・横断幕、突出し看板、自立看板
〈近距離〉A型看板、スタンド看板、ウィンドウサイン
〈至近距離〉イーゼル看板、案内板、メニュー看板

最後に看板業界では、こんな公式が使われていたりします。

文字の縦サイズ(cm)=看板までの距離(cm)÷250

上記の式はあくまで通行人が静止していることを想定したものなので、
看板の種類によっては文字の大きさを1.5倍〜2倍にしないと視認できない場合もあります。

読みやすいフォントは?

フォントの選定も、視認性の大事なポイントです。
凝った文字も素敵ですが、きちんと読んでもらうためには、やはりシンプルな文字が一番。
ここでは、オーソドックスな2種類を紹介します。

ゴシック体

ゴシック体は、ほぼ同じ太さの線を用いて構成された書体を指します。

文字の角がくっきりと尖って強い印象のある角ゴシックと、文字の角を丸めて柔らかい印象のある丸ゴシックがあります。

線の太さが均一であり判読性が高いため、看板や標識にも採用されます。
看板との距離が大きく離れている場合や、雨などの悪天候で文字を推測しながら読む場合、読み取りやすいのがメリットです。

また、看板が劣化して部分的に塗装が薄くなってしまっても、脳は視対象の部分像から全体像を復元する機能を持つため、看板の文字を補完して読みやすいフォントであることも利点の一つです。

明朝体

明朝体は横線が細く、縦線が太く、はねや止め、払いなどの文字の装飾が強調された書体を指します。
新聞や雑誌、書籍を中心に印刷物に多用されており、新聞明朝体などの専用のフォントも存在します。

日本語の文字の美しさを表現するフォントも多く、デザイン性と判読性を兼ね備えたフォントも少なくありませんが、
線の太さが均一でないため広告に使用する場合は場所や文字サイズに注意する必要があります。

ライトアップなどによって横線が視認しにくくなることがあるため、
看板に使用する場合は必ずデザインと文字のバランスを含めた全体の判読性をチェックしましょう。

まとめ

文字の量とフォント選びは、視認距離や視認時間などと密接に関係しています。
看板の種類、看板に入れる内容や文言を考えるときに
上記の情報が少しでも参考になれば幸いです。

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