ウチノ看板株式会社

「看板で色あせしやすい色はどれ?」対策方法は?

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看板や横断幕などを長期掲示している場合、屋外、あるいは屋内でも太陽がよくあたる場所にあるものは、残念ながら、色あせ(褪色)をしてしまいます。
その原因は、日光などから発せられる紫外線や雨によるものがほとんどです。

ちなみに、紫外線は蛍光灯からも微量に出ているので、
屋内であるから大丈夫!とも言い切れないのです。

物に経年劣化はつきものなので、どうしても仕方がない部分はありますが、
「色あせしやすい色」と「色あせしにくい色」があることをご存知でしょうか?
色の傾向を知ることで、長く持たせる工夫をすることは可能です。

看板を製作したい場合だけでなく、屋外に貼るポスターなどをデザインする際にも、
参考になればと思います。

色ごとの特徴を紹介

インクジェット出力式の看板の多くの印刷物は、
シアン、マゼンダ、イエロー、ブラックの4色のインクで刷られています。
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看板などへの印刷は、これら4色のインクを使用し、デザインデータにある色味を表現しています。

色あせしにくい色は?

インクはそれぞれ異なる顔料を原料として作られて、化学的な結合によって色を発しており、その結合の強さが異なります。
この結合の強弱で色あせしやすいがどうかが変わってきます。

では、この4色で結合が弱い(色あせしやすい)順は──

1. イエロー
2. マゼンダ
3. シアン
4. ブラック
となります。

藍と墨の顔料で構成されるシアンとブラックは化合物の結合が強く、
黄と紅の顔料で構成されるマゼンダとイエローは化合物の結合が弱いため、
紫外線の下に長時間晒していると化合物の結合が紫外線により壊されてしまい、
色あせの原因となってしまいます。

そのため、黄色や赤色等の暖色系の色が、比較的色あせしやすいということになります。
これらの色は、強調したい場所に有効的に使用される色ですが、
何よりも、色あせを考慮して長持ちさせるのであれば、
結合が強い青や黒を使用することをおすすめします。

看板を長持ちさせるためには?

また色褪せの対策として、看板の印刷物の表面にUVカットフィルムを貼って保護するラミネート加工を行うこともあります。
色落ちや摩擦を防止する効果がありますので、黄色や赤を取り入れたい場合は、ぜひご検討ください。

管理に格別気を配っていたとしても、色あせはどうしても起き得るものです。
長持ちさせるための工夫はもちろん大切ですが、ある程度は消耗品だと割り切り、定期的に交換することもご検討ください。
鮮やかな看板になることで、パッと目を引いて気分も一新しますよ♪

デザイン変更や面板変更、修理に関する質問・
お見積り・お問い合わせはこちら

「看板で色あせしやすい色はどれ?」対策方法は?

002

看板や横断幕などを長期掲示している場合、屋外、あるいは屋内でも太陽がよくあたる場所にあるものは、残念ながら、色あせ(褪色)をしてしまいます。
その原因は、日光などから発せられる紫外線や雨によるものがほとんどです。

ちなみに、紫外線は蛍光灯からも微量に出ているので、
屋内であるから大丈夫!とも言い切れないのです。

物に経年劣化はつきものなので、どうしても仕方がない部分はありますが、
「色あせしやすい色」と「色あせしにくい色」があることをご存知でしょうか?
色の傾向を知ることで、長く持たせる工夫をすることは可能です。

看板を製作したい場合だけでなく、屋外に貼るポスターなどをデザインする際にも、
参考になればと思います。

色ごとの特徴を紹介

インクジェット出力式の看板の多くの印刷物は、
シアン、マゼンダ、イエロー、ブラックの4色のインクで刷られています。
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看板などへの印刷は、これら4色のインクを使用し、デザインデータにある色味を表現しています。

色あせしにくい色は?

インクはそれぞれ異なる顔料を原料として作られて、化学的な結合によって色を発しており、その結合の強さが異なります。
この結合の強弱で色あせしやすいがどうかが変わってきます。

では、この4色で結合が弱い(色あせしやすい)順は──

1. イエロー
2. マゼンダ
3. シアン
4. ブラック
となります。

藍と墨の顔料で構成されるシアンとブラックは化合物の結合が強く、
黄と紅の顔料で構成されるマゼンダとイエローは化合物の結合が弱いため、
紫外線の下に長時間晒していると化合物の結合が紫外線により壊されてしまい、
色あせの原因となってしまいます。

そのため、黄色や赤色等の暖色系の色が、比較的色あせしやすいということになります。
これらの色は、強調したい場所に有効的に使用される色ですが、
何よりも、色あせを考慮して長持ちさせるのであれば、
結合が強い青や黒を使用することをおすすめします。

看板を長持ちさせるためには?

また色褪せの対策として、看板の印刷物の表面にUVカットフィルムを貼って保護するラミネート加工を行うこともあります。
色落ちや摩擦を防止する効果がありますので、黄色や赤を取り入れたい場合は、ぜひご検討ください。

管理に格別気を配っていたとしても、色あせはどうしても起き得るものです。
長持ちさせるための工夫はもちろん大切ですが、ある程度は消耗品だと割り切り、定期的に交換することもご検討ください。
鮮やかな看板になることで、パッと目を引いて気分も一新しますよ♪

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