ウチノ看板株式会社

飲食店での看板の役割とは?看板の種類とデザインのコツ

002

飲食店にとって看板は外装の一部であり、販促ツールとしての役割も担っています。
看板といっても色々な種類があり、置く場所や用途が異なるので、役割を十分に理解して設置することが大事です。

また、看板を作るにあたり、お客様の目を引くデザインも重要な部分となります。
そこで今回は、飲食店での看板の役割や種類ごとの特徴からデザインのコツ、設置の注意点まで解説させていただきます。

飲食店が設置する看板の役割

002

飲食店に設置される看板の役割は、地域の人に「お店の存在を認知させること」と「コンセプトを伝えること」の2つです。
店名が記載された看板を設置することで、この建物がお店であることを人々に認知してもらえます。
また、居酒屋や酒場、イタリアンなど料理ジャンルも記載することで、その料理を食べたいと思っている人の目に留まり、来店につながります。

飲食店では、料理メニューや価格、コースなどを掲載した看板を店前に設置することも多いです。
そこからお店の特徴を伝えられるので、興味を持った人の来店を促すことにつながります。
このように看板は飲食店への来店につなげるために重要なものなので、手を抜かずこだわって作ることが大事です。

飲食店で使われる看板の種類

002

飲食店で使われている看板の種類は多岐にわたります。
看板は種類ごとに特徴が異なるので、目的やお店の雰囲気などに合わせて適切な看板を設置しましょう。
それでは、飲食店で使われる看板の種類とその特徴を解説します。

壁面・ファサード看板

壁や店舗入り口の真上に取り付ける看板です。
目に留まりやすい看板であるため、お店のシンボルとなります。

外壁に設置する場合は、夜間の見やすさに考慮してライトの設置が必要です。
ライトは内部に取り付けて看板自体を光らせる内照式、外に設置したライトで看板を照らす外照式の2種類があります。

袖看板

建物の壁面から突き出すように設置される看板で、突き出し看板とも呼ばれています。
主に歓楽街のようなお店が密集する地域で使われることが多いです。

進行方向に対して直角に取り付けられるので、歩行者や運転中の人も2方面からお店の存在を認知できます。
外壁に設置できるので、ビル内にお店を構える飲食店で採用されることが多いです。
形もスタンダードな長方形から四角形、円型などがあり、お店の雰囲気に合わせておしゃれなデザインにできます。

スタンド看板

店舗前に設置されることが多い置き型の看板です。
移動できる仕様となっているため、自立式看板とも呼ばれています。

飲食店の場合は看板メニューや価格などを表示し、どんな料理をいくらで食べられるのかアピールできます。
黒板やブラックボード仕様により手書き風の看板や写真、ポスターを挿入して飾ることも可能です。

電子看板(デジタルサイネージ)

表示部分が液晶パネルやLEDビジョンとなっている看板です。
看板に画像や動画などを表示でき、時間帯や季節に応じて表示内容を自由に変更できます。

時間帯や季節で提供するメニューが変わりやすい飲食店と相性の良い看板です。
昼夜問わず、鮮明な画像や映像を映し出せるので、アナログ看板以上に人の目に留まりやすいのもメリットです。

電子看板には再生機器を活用したスタンドアロン型と、インターネットに接続して複数の看板を一元管理できるネットワーク型があります。
設置する台数に合わせて使い分けることをおすすめします。

ウインドウ看板(ウインドウサイン)

窓面やガラス扉、ショーウィンドウなどのガラス部分を活用した看板です。
カッティングシートで切り抜いた文字で店名やロゴ、営業時間などを表示する方法もあれば、プリントアウトしたポスターを窓面に貼る方法もあります。
お店をアピールすると同時に、通行人の視線を和らげる目隠し効果もあります。

のぼり(旗)

縦長の旗タイプの看板です。
店前の路上や駐車場に設置して、飲食店であることをアピールできます。
店名だけではなく、得意料理や季節限定メニューなどの宣伝用に使うことも多いです。

のれん

お店の入り口前に設置される看板です。
元々は店内に日差しや風が入ることを防ぐために使われていましたが、現在は店名などを入れ、集客とお店の宣伝の目的で使われています。

居酒屋や料亭など和食系の飲食店と特に相性が良いです。
また、のれんのタイプも色々あるので、お店の雰囲気に合ったものを選びましょう。

店頭幕・懸垂幕・タペストリー

布やテント布で作られた看板で、ポールやピン、ロープなどを使って設置されます。
店舗の入り口の横に飾られることが多いです。

店名やロゴ以外に、看板メニューや季節限定メニューなどの写真をデザインに取り入れることも可能です。
面積が大きいので目立ちやすく、視認性に優れているメリットがあります。

繁盛店にするための看板デザインのコツ

002

看板は飲食店の集客を促すツールなので、デザインにこだわって作成しましょう。
ここで看板をデザインする際のコツをご紹介します。

視認性の高いデザインを意識する

看板は人の目に留まらなければ、意味がありません。
お店周りの景観や他のお店の看板に埋もれてお店があることを気付いてもらえないという状況を避けるために、目立つ配色にしましょう。

ただし、ただ派手にしただけでは魅力的な看板とは言えません。
お店のコンセプトやイメージカラー、提供する料理などに考慮しながら、配色を検討しましょう。

また、誰が見ても飲食店だとわかる表記やデザインを取り入れることも大事です。
店名表示だけでは、何のお店なのかはわかりません。
「手作りパスタ」や「○○酒場」など料理ジャンルも入っていれば、一目見ただけで飲食店と気付いてもらえます。

他にも店名が英語の場合、英語とカタカナの二段表記やカタカナのみの表記にすることで、誰も店名を間違えず認識できるようになります。
繁盛店になるためには、読みやすさへの配慮も重要です。

コンセプトが伝わるデザインにする

飲食店が密集するエリアでは、他店との差別化も意識してデザインしていきましょう。
お店のコンセプトに合わせて看板の色や素材を選んでみてください。

例えば家庭的なフランス料理を提供するビストロであれば、アンティーク調の看板が似合います。
他にも野菜にこだわった料理を提供するなら野菜の形、海鮮系のお店なら魚の形など、こだわりの食材やメニューを看板のデザインに取り入れるのもおすすめです。

伝えたい情報だけを盛り込む

看板内に入れる情報は、必要最低限に絞りましょう。
何でもかんでも伝えようとするとややこしい印象を与えてしまい、逆に何を伝えたいのかわかりづらくなってしまいます。

看板は一目見て内容が分かるものが理想なので、文章の長さに気を付けてください。
「【平日限定】○○産地鶏の親子丼ランチセット」、「店長のおすすめ 地元野菜の新鮮サラダと松阪牛のサーロインステーキセット」など、伝えたいことだけをシンプルに表示しましょう。

飲食店が看板を設置する際の注意点

002

飲食店で看板を設置するにあたり、注意点が2つあります。

看板設置の許可を取る

看板の種類によっては、工作物確認申請、道路占用許可申請、屋外広告物許可申請を取得して設置しなければなりません。
許可を得ず、勝手に設置したり、敷地内からはみ出して設置したりすると道路交通法に基づき、3ヶ月以上の懲役または5万円以下の罰金を科せられる可能性があります。

地域で設置できる看板の規格を確認する

都道府県では美観風致の維持や公衆への危害防止のために、看板の色や大きさを規定する屋外広告物条例が設けられています。
そのため、デザインや看板の種類によっては設置できない場合もあります。
せっかく作っても設置できない状態を回避するために、事前に各都道府県で定めている看板の規格や設置可能な位置を確認しましょう。

まとめ

002

看板には人々に飲食店があることを知らせ、来店につなげる役割があります。
お客様の興味を引き、他店と差別化できるようにデザインや素材、形にこだわって作りましょう。

看板の製作や設置には地域ごとにルールがあるので、その確認も忘れずに行ってください。
また、看板を作って設置する際は、飲食店の看板製作・施工の実績が豊富な業者に依頼することをおすすめします。

デザイン変更や面板変更、修理に関する質問・
お見積り・お問い合わせはこちら

飲食店での看板の役割とは?看板の種類とデザインのコツ

002

飲食店にとって看板は外装の一部であり、販促ツールとしての役割も担っています。
看板といっても色々な種類があり、置く場所や用途が異なるので、役割を十分に理解して設置することが大事です。

また、看板を作るにあたり、お客様の目を引くデザインも重要な部分となります。
そこで今回は、飲食店での看板の役割や種類ごとの特徴からデザインのコツ、設置の注意点まで解説させていただきます。

飲食店が設置する看板の役割

002

飲食店に設置される看板の役割は、地域の人に「お店の存在を認知させること」と「コンセプトを伝えること」の2つです。
店名が記載された看板を設置することで、この建物がお店であることを人々に認知してもらえます。
また、居酒屋や酒場、イタリアンなど料理ジャンルも記載することで、その料理を食べたいと思っている人の目に留まり、来店につながります。

飲食店では、料理メニューや価格、コースなどを掲載した看板を店前に設置することも多いです。
そこからお店の特徴を伝えられるので、興味を持った人の来店を促すことにつながります。
このように看板は飲食店への来店につなげるために重要なものなので、手を抜かずこだわって作ることが大事です。

飲食店で使われる看板の種類

002

飲食店で使われている看板の種類は多岐にわたります。
看板は種類ごとに特徴が異なるので、目的やお店の雰囲気などに合わせて適切な看板を設置しましょう。
それでは、飲食店で使われる看板の種類とその特徴を解説します。

壁面・ファサード看板

壁や店舗入り口の真上に取り付ける看板です。
目に留まりやすい看板であるため、お店のシンボルとなります。

外壁に設置する場合は、夜間の見やすさに考慮してライトの設置が必要です。
ライトは内部に取り付けて看板自体を光らせる内照式、外に設置したライトで看板を照らす外照式の2種類があります。

袖看板

建物の壁面から突き出すように設置される看板で、突き出し看板とも呼ばれています。
主に歓楽街のようなお店が密集する地域で使われることが多いです。

進行方向に対して直角に取り付けられるので、歩行者や運転中の人も2方面からお店の存在を認知できます。
外壁に設置できるので、ビル内にお店を構える飲食店で採用されることが多いです。
形もスタンダードな長方形から四角形、円型などがあり、お店の雰囲気に合わせておしゃれなデザインにできます。

スタンド看板

店舗前に設置されることが多い置き型の看板です。
移動できる仕様となっているため、自立式看板とも呼ばれています。

飲食店の場合は看板メニューや価格などを表示し、どんな料理をいくらで食べられるのかアピールできます。
黒板やブラックボード仕様により手書き風の看板や写真、ポスターを挿入して飾ることも可能です。

電子看板(デジタルサイネージ)

表示部分が液晶パネルやLEDビジョンとなっている看板です。
看板に画像や動画などを表示でき、時間帯や季節に応じて表示内容を自由に変更できます。

時間帯や季節で提供するメニューが変わりやすい飲食店と相性の良い看板です。
昼夜問わず、鮮明な画像や映像を映し出せるので、アナログ看板以上に人の目に留まりやすいのもメリットです。

電子看板には再生機器を活用したスタンドアロン型と、インターネットに接続して複数の看板を一元管理できるネットワーク型があります。
設置する台数に合わせて使い分けることをおすすめします。

ウインドウ看板(ウインドウサイン)

窓面やガラス扉、ショーウィンドウなどのガラス部分を活用した看板です。
カッティングシートで切り抜いた文字で店名やロゴ、営業時間などを表示する方法もあれば、プリントアウトしたポスターを窓面に貼る方法もあります。
お店をアピールすると同時に、通行人の視線を和らげる目隠し効果もあります。

のぼり(旗)

縦長の旗タイプの看板です。
店前の路上や駐車場に設置して、飲食店であることをアピールできます。
店名だけではなく、得意料理や季節限定メニューなどの宣伝用に使うことも多いです。

のれん

お店の入り口前に設置される看板です。
元々は店内に日差しや風が入ることを防ぐために使われていましたが、現在は店名などを入れ、集客とお店の宣伝の目的で使われています。

居酒屋や料亭など和食系の飲食店と特に相性が良いです。
また、のれんのタイプも色々あるので、お店の雰囲気に合ったものを選びましょう。

店頭幕・懸垂幕・タペストリー

布やテント布で作られた看板で、ポールやピン、ロープなどを使って設置されます。
店舗の入り口の横に飾られることが多いです。

店名やロゴ以外に、看板メニューや季節限定メニューなどの写真をデザインに取り入れることも可能です。
面積が大きいので目立ちやすく、視認性に優れているメリットがあります。

繁盛店にするための看板デザインのコツ

002

看板は飲食店の集客を促すツールなので、デザインにこだわって作成しましょう。
ここで看板をデザインする際のコツをご紹介します。

視認性の高いデザインを意識する

看板は人の目に留まらなければ、意味がありません。
お店周りの景観や他のお店の看板に埋もれてお店があることを気付いてもらえないという状況を避けるために、目立つ配色にしましょう。

ただし、ただ派手にしただけでは魅力的な看板とは言えません。
お店のコンセプトやイメージカラー、提供する料理などに考慮しながら、配色を検討しましょう。

また、誰が見ても飲食店だとわかる表記やデザインを取り入れることも大事です。
店名表示だけでは、何のお店なのかはわかりません。
「手作りパスタ」や「○○酒場」など料理ジャンルも入っていれば、一目見ただけで飲食店と気付いてもらえます。

他にも店名が英語の場合、英語とカタカナの二段表記やカタカナのみの表記にすることで、誰も店名を間違えず認識できるようになります。
繁盛店になるためには、読みやすさへの配慮も重要です。

コンセプトが伝わるデザインにする

飲食店が密集するエリアでは、他店との差別化も意識してデザインしていきましょう。
お店のコンセプトに合わせて看板の色や素材を選んでみてください。

例えば家庭的なフランス料理を提供するビストロであれば、アンティーク調の看板が似合います。
他にも野菜にこだわった料理を提供するなら野菜の形、海鮮系のお店なら魚の形など、こだわりの食材やメニューを看板のデザインに取り入れるのもおすすめです。

伝えたい情報だけを盛り込む

看板内に入れる情報は、必要最低限に絞りましょう。
何でもかんでも伝えようとするとややこしい印象を与えてしまい、逆に何を伝えたいのかわかりづらくなってしまいます。

看板は一目見て内容が分かるものが理想なので、文章の長さに気を付けてください。
「【平日限定】○○産地鶏の親子丼ランチセット」、「店長のおすすめ 地元野菜の新鮮サラダと松阪牛のサーロインステーキセット」など、伝えたいことだけをシンプルに表示しましょう。

飲食店が看板を設置する際の注意点

002

飲食店で看板を設置するにあたり、注意点が2つあります。

看板設置の許可を取る

看板の種類によっては、工作物確認申請、道路占用許可申請、屋外広告物許可申請を取得して設置しなければなりません。
許可を得ず、勝手に設置したり、敷地内からはみ出して設置したりすると道路交通法に基づき、3ヶ月以上の懲役または5万円以下の罰金を科せられる可能性があります。

地域で設置できる看板の規格を確認する

都道府県では美観風致の維持や公衆への危害防止のために、看板の色や大きさを規定する屋外広告物条例が設けられています。
そのため、デザインや看板の種類によっては設置できない場合もあります。
せっかく作っても設置できない状態を回避するために、事前に各都道府県で定めている看板の規格や設置可能な位置を確認しましょう。

まとめ

002

看板には人々に飲食店があることを知らせ、来店につなげる役割があります。
お客様の興味を引き、他店と差別化できるようにデザインや素材、形にこだわって作りましょう。

看板の製作や設置には地域ごとにルールがあるので、その確認も忘れずに行ってください。
また、看板を作って設置する際は、飲食店の看板製作・施工の実績が豊富な業者に依頼することをおすすめします。

デザイン変更や面板変更、修理に関する質問・お見積り・お問い合わせはこちら
このページの topへ