看板にはさまざまなタイプが存在しており、上手く使い分けられるかどうかが重要です。
店舗や事務所に用いられる看板のひとつにファサード看板が存在します。
人によっては、初めて聞いた方も多いのではないでしょうか？

今回はファサード看板におけるメリット・デメリットに加え、設置する際のポイントについて紹介します。
集客や収益を伸ばすために看板の製作・設置を検討している方は一度参考にしてください。

ファサード看板とはどのような看板なのか

ファサード看板は入口上部に取り付ける横長型の看板を指します。
欄間看板とも呼ばれています。
目当ての店舗や事務所を探す際、ファサード看板を目印にしている方も多いのではないでしょうか？

ファサード看板のメリット

どの看板においても、設置時のメリットについて知っておくことが大切です。
ファサード看板の主なメリットとして、以下のものが挙げられます。

・店舗や事務所の視認性を高める
・ブランドイメージを作れる

早速ですが、各メリットについて解説するので、設置を検討している方は一度参考にしてください。

店舗や事務所の視認性を高める

集客や収益を伸ばす上で重要になってくるのが店舗や事務所の存在を多くの方に認知されているか。
場所によっては、どこにあるのか分かりにくい場合もあります。
ファサード看板を入口上部に設置すれば、店舗や事務所の視認性を上げることが可能です。

まずは、店舗や事務所がどこにあるかを分かりやすくしましょう。
ファサード看板の設置が難しい場合、袖看板や立て看板などを上手く使い分ける必要があります。

ブランドイメージを作れる

ファサード看板のメリットのひとつにブランドイメージを作れることが挙げられます。
店舗や事務所の名前を聞いて、看板を思い浮かべる方もいるのではないでしょうか？
店舗や商品のブランディングをどのように行うかが集客や収益を伸ばす上で重要になってきます。

店舗や事務所のブランドが確立される早さはケースによって異なります。
多くの方に店舗や会社、商品が認知されるのに時間がかかる場合があることも意識してください。

ファサード看板のデメリット

ファサード看板によっては、四辺にフレームが付くケースが存在します。
フレームにより、デザインの一部が隠れてしまう場合があるのがデメリット。

ファサード看板を設置する際のポイント

ただ単にファサード看板を設置すれば良いわけではなく、ポイントをいくつか押さえたいところ。
製作・設置時におけるポイントとして、以下のものが挙げられます。

1枚の看板を設置するために考えることが多いと感じた方もいるのではないでしょうか？
集客や収益だけでなく、周囲の方に配慮することが大切です。
ここでは、設置時のポイントについて解説させていただきます。

設置場所

まずは、ファサード看板を設置する位置を確認しましょう。
場所によって、設置できるサイズが変わってきます。
通行人の視線・視界に合わせて、ファサード看板を設置するのが重要です。

また、周囲の店舗や事務所がどのようなファサード看板を設置しているかもチェックしたいところ。
周囲の建物や看板により、目立たなくなってしまうのを避けてください。
ファサード看板は店舗や事務所において、顔のような存在です。

サイズ

どのくらいのサイズにするかも製作・設置する上で重要になってきます。
店舗や事務所のイメージを分かりやすく伝えるためには一体どのくらいのサイズにすると良いか検討しましょう。

デザイン

ファサード看板に限らず、デザインも重要です。
キャッチコピーをはじめ、使用するロゴやイラスト、写真、色によって印象が変わってきます。
テキスト・ロゴ・イラスト・写真のバランスを考えましょう。

テキストは平仮名・片仮名・漢字・アルファベッドのどれを使用するかも検討したいところ。
使用する文字により、店舗や事務所の雰囲気を作ることができます。
後はどのフォントにするかも意識してください。
文字を立体的に見せたい場合、カルプ文字を用いるのもおすすめです。

記載する情報

ファサード看板に一体どの情報を伝えるかも意識したいところ。
取り扱っている商品やサービスの内容、連絡先などを記載することができます。
店舗や事務所によっては、店舗や会社の名前のみ記載するケースも存在します。
サイズによって、記載できる情報が変わってくるので、注意が必要です。

街の景観を損なわないか

ファサード看板に限らず、看板を設置する上で街の景観に配慮しましょう。
サイズやデザインによっては、街の景観を損なってしまう場合があります。

製作・設置する前に市町村の条例を事前にチェックしたいところ。
また、他の店舗や事務所が設置しているファサード看板を参考にし、どのような点に配慮しているか分析することが大切です。

どの照明を用いるか

ファサード看板の視認性を高めるのに照明が役立ちます。
スポットライト・蛍光灯・LEDの中から選ぶことになります。

スポットライトは、光と影のコントラストで立体感を演出できるのがメリット。
蛍光灯は発色が鮮やかな反面、点滅寿命が短い点に注意しましょう。
電気代を抑えつつ、発光の良い照明を設置したい場合はLEDがおすすめです。

重さ

ファサード看板を設置する際、落下のリスクも意識したいところ。
何かしらの拍子で落下する可能性もゼロではありません。
事故による被害を最小限にするためにも、軽量化を行うことが大切です。
FFシートとアルミフレームを用いることにより、軽くなります。

ファサード看板を製作する業者の選び方

ファサード看板を設置するためには、十分なノウハウが必要です。
技術が無くてクオリティの高い看板を製作する自信がないと感じている方も多いのではないでしょうか？

視認性や安全性に配慮したファサード看板を設置するためにも、信頼できる看板製作業者に相談することをおすすめします。
最後に、看板製作業者の選び方について解説させていただきます。

実績の有無

ファサード看板に関する実績があるかどうかが依頼するかどうかの決め手。
技術やノウハウがある看板製作業者に依頼したいと感じているのではないでしょうか？
施工事例を一度チェックし、どのような看板を製作・設置したかで依頼するかどうか判断してください。

アフターフォローの有無

設置したら終わりではなく、安全点検やメンテナンスを行うことが大切です。
アフターフォローがあるかどうかも依頼する際のポイント。
看板の状態に目を配り、事故が起きないようにしましょう。

見積もり内容の分かりやすさ

ファサード看板を設置するためには、十分な費用が必要です。
見積もり内容から依頼するかどうか判断することになります。
看板製作業者を選ぶ際、見積もり内容が分かりやすいかどうかチェックすることをおすすめします。

依頼から納品までの早さ

ファサード看板の完成店舗の開店や事務所の開業に間に合うかどうかも重要になってきます。
どのくらいの納期で製作・設置できるかも依頼するかどうかの判断基準です。
普段からスケジュール管理を心掛け、業務に支障が出ないようにしましょう。

まとめ

店舗や事務所の入口上部に取り付けられるファサード看板。
多くの方に知っていただけるだけでなく、ブランドイメージを作れるのがメリットです。
通行人の視線や視界に合わせて、ファサード看板を設置しましょう。
製作時にサイズやデザイン、発信する情報、重さを検討する必要があります。

ファサード看板の製作・設置を予定している方は、看板製作業者に一度相談してみてはいかがでしょうか？
分からないことを解決し、集客や収益につながるファサード看板を設置してください。